Re: 飛ぶ鳥喜八 天狗伝説の氷室村

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昔、栃木の氷室村に、生まれつき恐ろしく足の速い喜八(きはち)という男が住んでいた。それは、まるで鳥が空を飛ぶようだと言うので、飛ぶ鳥喜八と村人から呼ばれていた。 その速...…全文を見る

Re: 飛ぶ鳥喜八 天狗伝説の氷室村

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/12/26 17:28
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氷室山(1123m 栃木県佐野市)  「氷室山神社は火伏の神として信仰された」
 氷室山神社奥宮跡は山頂をやや下がったところにある。平地があり、植林した杉が見られ、石祠、灯篭がある。
 氷室山神社里宮(上写真)は昨日お参りした。信州諏訪神社を勧請し、建御名方命が祭神である。しかし余りに遠い山上なので、明治42年里に降ろされ、山頂に奥宮があった。
 しかし里宮に奥宮移転記念碑が立っていて、昭和15年里宮の上1kmばかりの尾根に下ろされたことが分かる。
 従って山頂は奥宮跡と言うことになるが、石祠として残されている。
 神社が氷室山上にあった頃、「安蘇の赤部」という天狗が仕切っていたようで、彼の威力が世に知られる事件があった。
 文政12年(1829)江戸の大火のおり、宗対馬守の江戸屋敷の近くに火が迫ったとき、「あそのあかべ」と名乗る天狗が火の延焼を防いだ。氷室山の天狗であろうと一躍有名になった。以来氷室山神社は防火の神としても信仰された。
 宗対馬守の江戸屋敷の防火をしたというのは、江戸時代末秋山村は対馬巖原藩領になっていたからである。

 次に登る根本山神社にも同じような話が伝わっており、伊井家の江戸屋敷を火災から守ったという。氷室山も根本山も一体の信仰にあったと言うことかもしれない。

 氷室神社や氷室は各地にある。私の住む加賀金沢に氷室開きという行事がある。冬に氷室に雪を蓄え、真夏7月(旧では6月)1日に開いて幕府や殿様に献上した。庶民にまで雪は行き渡らないから、代わりに氷室饅頭を食べた。今でも7月1日に氷室饅頭を食べる。
 奈良の氷室神社もそういう儀式があるようだ。山梨県の櫛形山(増穂町)に登ったとき山麓に氷室神社があり、境内に雪を貯蔵する氷室があった。
 栃木県の氷室山神社は奥深い高い山にあり、暑い夏の日、蓄えた雪を取り出して下ろすには遠すぎる。しかし、「あそのあかべ」のような天狗が、尾根を走り下れば1日で殿様に届けることができたかもしれない。
http://homepage3.nifty.com/ishildsp/kikou/tochigi3.htm

「あそのあかべ」を紹介した看板があります
ところで,この「あそのあかべ」は 文政12年(1829年)の江戸の大火で 宗対馬守の江戸屋敷が火に包まれたおり「安蘇の赤部」と名乗る大男が現れて 火を消して立ち去ったが 後に,氷室山の赤部天狗と判り 朝廷から,氷室山神社に 正一位の称号が贈られたのだとか

氷室山へと到着しました まずは,神社跡へ 此処にあった奥宮を 奥の院に移設したから 鳥居と石祠と石灯篭二基しか無いわけネ 神社跡の裏手に登れば 氷室山(1123m)の山名板がいくつも付けられています でも,本当の1123mはこの奥のピーク ただ,桐生山野研究会のHPには 氷室山とは氷室山神社のことで 氷室山の山頂は存在しないのだとか・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/mtjhs097/31075819.html

氷室山神社参道  ひむろさん 1120m
氷室山神社里宮から氷室山まで旧参道をつないで 
http://www.kimurass.co.jp/himurosanjinja.htm
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