愛発村(あらちむら)は福井県敦賀郡にあった村。現在の敦賀市の南東部にあたる。
山岳 : 柳ヶ瀬山、行市山 ・ 河川 : 笙の川
歴史
律令時代より江戸時代まで越前国の一部として敦賀郡をなすが、越前では唯一、峻厳な木ノ芽峠の南側に位置するため、若狭や近江と風土の共通点が多い。江戸時代は若狭・小浜藩の一部、またはその支藩・鞠山藩の支配下にあった。
江戸時代、愛発村地域は若狭小浜藩領であった。
明治13年(1880年) - 刀根村の一部(枝郷杉箸村)が分立して杉箸村となる。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、市橋村・疋田村・追分村・駄口村・山中村・奥野村・曽々木村・新道村・麻生口村・奥麻生村・刀根村・杉箸村の区域をもって発足。
1955年(昭和30年)1月15日 - 敦賀市に編入。同日愛発村廃止。
交通
鉄道路線:日本国有鉄道 北陸本線(1957年より柳ヶ瀬線) 刀根駅 - 疋田駅
現在は旧村域の現・北陸本線に新疋田駅が所在するが、当時は未開業。
道路:国道8号、国道161号
現在は旧村域に北陸自動車道の刀根パーキングエリアが所在するが、当時は未開通。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%99%BA%E6%9D%91