Re: 真珠の夜光

真珠の夜光 についてのコメント&レビュー投稿
長崎の大村の浜の沖、久原(くばら)の大流れは、急で危険な海域として漁師たちから恐れられていました。 ある夏の夜、災いを呼ぶといわれる「真珠の夜光」という不思議な光が海底...…全文を見る

Re: 真珠の夜光

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/11/6 14:07
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長崎県に被害を及ぼす地震は、主に陸域や沿岸部の浅い場所で発生する地震と太平洋側沖合で発生する地震です。
浅いところで発生した被害地震としては、1700年の壱岐・対馬付近の地震(M7.0)、1792年の島原半島の地震(M6.4)、1922年の島原(千々石湾)地震(M6.9、M6.5)などがあります。このうち1700年の地震では、壱岐及び対馬で被害が大きく、特に壱岐では石垣や墓石がことごとく崩れ、家屋も大半が崩壊しました。佐賀や平戸でも瓦が落ちるなどの被害が生じました。震源の詳細は不明ですが、被害状況から壱岐近海と推定されています。なお、朝鮮半島でも被害が生じたことから判断すると、対馬の西方に震源があったとも考えられます。壱岐対馬の近海には海底に活断層がある可能性があります。
 1792年の島原半島の地震は雲仙普賢岳の噴火活動に伴って発生しました。1792年4月頃より島原半島周辺で有感地震が頻発し、5月21日にはM6.4の最大の地震が発生しました。この地震が引き金となって古い溶岩ドームである眉山(当時前山)の一部が大崩壊しました。崩壊した山体は有明海に流れこんで津波を発生させ、有明海沿岸に甚大な被害を及ぼしました。この噴火活動の前から島原半島西部~千々石湾(橘湾)付近を震源とする群発地震活動があり、1791年12月の地震では島原半島西部の小浜で家屋が倒壊して2名が死亡しました。
(中略)長崎県では、このほか1657年の地震(M不明、長崎で被害大)、1725年の地震(M6.0、長崎、平戸で被害あり)、1828年の地震(M6.0、天草、長崎、五島で被害あり)などで被害が生じました。
 周辺地域の浅いところで発生した規模の大きな地震によって被害を受けることもあります。例えば、1889年の熊本の地震(M6.3)では、島原半島の眉山に山崩れがありました。
 長崎県では、南海トラフ沿いの巨大地震のなかで、四国沖から紀伊半島沖が震源域となった場合、津波による浸水や地震の揺れなどによる被害を受けることがあります。例えば、1707年の宝永地震(M8.6)では津波による浸水被害が長崎市で生じました。また、1854年の安政南海地震(M8.4)や1946年の南海地震(M8.0)でも、家屋への被害が生じました。
 長崎県の主要な活断層は、島原湾から島原半島を経て橘湾まで延びる雲仙断層群があります。短い活断層としては多良岳南西麓断層帯があります。
 また、長崎県周辺に震源域のある海溝型地震はありませんが、南海トラフ沿いの巨大地震で被害を受ける可能性もあります。諫早湾の干拓地周辺はやや弱い地盤であるため、地震が発生した場合には他の地域より揺れが大きくなる可能性があります。
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/kyushu-okinawa/p42_nagasaki.htm
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