=柴右衛門狸 を介抱し助け、お爺さんお婆さん共に一夜を過ごした 沖ノ島=
友ヶ島(ともがしま)は紀淡海峡に緩やかな曲線を描いて浮かぶ神島、地の島、沖ノ島、虎島の四島を合わせた総称(友ヶ島という単独の島は存在しない)で定期船の着く沖ノ島の最高峰、コウノ巣山(120m)には1等三角点が埋設されています。加太港からの観光船で20分、沖ノ島の野奈浦桟橋に降り立つとそこはもう南国の楽園。少し前までは電気も自家発電でまかなっていた自然のままの島です。友ヶ島は第2次大戦の終わるまでは旧日本軍の軍用地で一般の人は立ち入ることが出来ませんでした。島内には大戦中の施設も多く残され6カ所の砲台跡のほか紀伊防備隊の海軍聴音所、弾薬庫、軍馬舎、将校官舎、厠なども当時の面影を偲ばせてくれます。また、島内の歩道はほとんどがかつての軍用道路で、今も舗装されていない風情ある道路で島内を巡ることが出来ます。
http://www.kada.jp/kankou/https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8B%E3%83%B6%E5%B3%B6