長者ヶ森説明板
平家の一武将大田芳盛は壇ノ浦の戦いで源氏に敗れ、大山(秋吉台)に移り住み、次第に大山周辺を手中におさめ、 広大な居館を構え名家として近郷を圧するに至りました。 しかし、三代目芳高のころ一族間に内紛が生じ一族は四散しました。 ずっと後世(江戸時代)に、大田氏の子孫が祖先をしのんで、 かつての居館跡と思われるあたりに木を植えたものが、 長者ヶ森であると言い伝えられています。 林中には古井戸の跡があり、付近に女郎ヶ池と名づけられた泉水があります。 秋吉台唯一の原生林として存在するこの森は、タブノキ、ヤブ ツバキ、カゴノキ、ヤブニッケイ、シロダモなど60余種からなっています。
http://kokukou.digi2.jp/20110515akiyosidai.HTML