Re: 龍宮の椀

龍宮の椀 についてのコメント&レビュー投稿
昔、ある村に平助という働き者の百姓の男が住んでいた。 毎年、この村では、秋祭りの際に各家が持ち回りで宴会をする事になっていた。今年はこの男の番だったが、宴会用のお椀やお...…全文を見る

Re: 龍宮の椀

投稿者:地元出身者 投稿日時 2015/3/24 22:51
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この話、地元では少々違う伝わり方をしています。

・お椀を貸してくれたのは「竜宮の姫」ではなく「竜宮に遣える女性」
・お椀を借りた村人は竜宮の遣いと文通をしていた
(滝つぼに手紙を投げ入れると、数日後に近くの岩の上に返事が返ってくる)
・お椀は「必ず返す」と約束して借りたが、うっかり数え間違えてお膳とお椀一組だけ返し忘れてしまった
(ネコババするつもりはなかった)
・慌てて返しに行ったが、「約束を違えられたからには、もう手紙をお返しすることもできません」という書き置きが残されていた。
以後、手紙の返事はなくなり、滝つぼにお椀を返しても不思議と戻ってきてしまう。
・今でも子孫の家にお膳とお椀が継がれている
・「家を焼かれる」といった天罰の話は伝わっていない

旧利根村内でも少し離れると「ネコババした」「天罰を受けた」と伝わっている場所もあるようです。(「お椀から金が湧いた」という話も)
地元の当事者が都合のいいように脚色したのか、
他の地域で反面教師としての訓示を後付したのか。。。
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