「大黒さま白ねずみ」 の足尾の治山「伝えるべき事業」に選定

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「大黒さま白ねずみ」 の足尾の治山「伝えるべき事業」に選定

投稿者:マルコ 投稿日時 2013/10/6 0:56
下野新聞の記事より引用します!!

「大黒さま白ねずみ」 の足尾の治山「伝えるべき事業」に選定

林野庁は3日、治山事業を実施し100年が経過したことを機に「後世に伝えるべき治山~よみがえる緑~」と銘打ち、全国60カ所の治山事業地を初めて選定したと発表した。県内では国や県などが手掛けてきた日光市の男体山と足尾の2治山事業が選ばれた。県森林整備課は「地元の皆さまや携わった関係者に感謝している。地域環境の保全に資する治山施設を後世に伝えていくため、関係市町と連携し、PRに努めたい」と説明している。

 男体山治山事業は「自然景観に配慮しつつ長大な崩壊地を復旧してきた」点が評価された。主な工期は1958~2010年。

 山頂より四方にV字形の侵食谷が形成され、岩が崩落を繰り返す急勾配の崩壊地を、谷止め工事などで復旧した。下部の中宮祠地区を保全するだけでなく、登山者の安全も守っているという。

 足尾治山事業は「足尾荒廃地の緑の復元」が認められた。主な工期は1897~2010年。足尾銅山周辺の荒廃地は山火事や銅の精錬に伴う森林の伐採、亜硫酸ガスの被害により、1956年には約1万3千ヘクタールとなった。

 これまでに緑化工事や土留め工事などで民有林と国有林計1488ヘクタールの緑が回復した。明治から大正にかけて多数発生した土砂流出は見られなくなった。近年では環境学習の場としてボランティアが植樹活動をしている。

足尾って「足尾銅山鉱毒事件」の影響がいまだに残っているみたいで、山がものすごく荒廃しているんです。「足尾鉱毒事件」と「田中正造」さんは歴史の教科書に載っているくらい有名ですね。

知らない人のために、足尾鉱毒事件とは?

足尾鉱毒事件(あしおこうどくじけん)または足尾銅山鉱毒事件(あしおどうざんこうどくじけん)は、19世紀後半の明治時代初期から栃木県と群馬県の渡良瀬川周辺で起きた足尾銅山の公害事件。原因企業は古河鉱業(現在の古河機械金属)。

銅山の開発により排煙、鉱毒ガス、鉱毒水などの有害物質が周辺環境に著しい影響をもたらし、1890年代より栃木の政治家であった田中正造が中心となり国に問題提起するものの、精錬所は1980年代まで稼働し続け、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で渡良瀬川下流から基準値を超える鉛が検出されるなど、21世紀となった現在でも影響が残っている。


足尾銅山は今は廃業していますが、観光名所として有名です!!

以下、足尾観光協会パンフレットより引用。

足尾銅山観光は“日本一の鉱都”とよばれた足尾銅山の再現をはかって始められた国内最大の坑内観光です。この坑内観光を見学すると、足尾銅山の歴史や内容ばかりでなく鉱山のもつしくみをよく知ることができます。 現在、銅山観光では、もっともっとくわしく銅山の様子を知っていただくため、さらに内容を拡充させようと、新しい坑内観光の施設づくりにとりかかっています。どうぞご期待ください。

足尾銅山観光がオープンしたのは、1980年(昭和55年)4月。400年続いた銅山の閉山を機に、その内部を開放し、そこで働いた人々の姿をとおして、銅山の歴史や仕組みを知ることができます。

薄暗い坑内は人形を使って、年代ごとに紹介されており、奥へ進むにつれ、それは人形とは思えないほどの迫力を感じるから不思議。

鉱石の採掘を再現した縦坑道の演出や、鉱石から銅になるまでをジオラマや模型を用い分かりやすく説明した資料館です。実際に使われていた電気機関車や銅インゴットなどに触れてみては!

1741年(寛保元年)から5年間に4万貫(約150t)の寛永通宝(1文銭)が足尾でつくられました。寛永通宝は、江戸末期まで各地でつくられていた一般的なお金で、足尾でつくられたものは裏に「足」の字があるところから「足字銭」と呼ばれています。


【個人】

区分 入坑料
大人 800円
小・中学生 400円

【団体】

区分 入坑料
大 人(15人~) 700円
高校生(学校団体のみ)(15人~) 500円
小・中学生(15人~) 300円

【お問い合わせ先】


足尾銅山観光管理事務所

〒321-1514 栃木県日光市足尾町通洞 9-2
TEL:0288-93-3240
FAX:0288-93-3401

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