高山市に質問してみました。
質問内容:まんが日本昔ばなしで岐阜県高山市を舞台にした『くしがき仙人』というお話があります。
ここに登場した大工のゲンさんが実際に住んでいた家や、ゲンさんの相談にのってくれた近所のお寺とか、今も残っていますか?
回答:飛騨高山まちの博物館 XXと申します。
この度はお問い合わせ、ありがとうございます。
串柿仙人の伝説の主人公は、高山市八軒町に住む大工の打保屋源蔵とするものと、高山市川原町に住む作助とするものがあります。いずれにしても、住んでいた家は現在は不明です。
また、彼が相談したのは、高山市内の素玄寺(高山市天性寺町)と伝わっています。こちらは現在もあるお寺です。
なお、源蔵はその後に剃髪して「喚応是誰(かんのうぜすい)」と名乗り、全国行脚の末に市内の万人講というところに小庵を構え、旅人に湯茶の接待をする日々を送ります。墓は現在も万人講にありますので、ぜひお立ち寄りください。また、当博物館では喚応是誰木像と、接待所の看板、そこで使用した釜を展示しています(現在は展示ケースメンテナンス中で展示しておりませんが、近日中に展示を復活します)。こちらにもぜひお越しください。
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