Re: Re: 金太郎の別名 マルコさんへ
投稿者:araya 投稿日時 2012/12/24 1:17
もみじさん
蛇足ですが、金太郎の話は近松門左衛門の『嫗山姥』から人口に膾炙するようになりましたので、江戸前期は「怪童丸」として描かれ、後期には「金太郎」という名も併用されるようになったみたいですね。
ご指摘のように、金太郎の方が分かりやすいというのもありますが、庶民的な親しみやすさと分かりやすさの両面から「金太郎」が使われ始めたのではないでしょうか。また、明治以降、怪童丸だと恐ろしい語感があるため、子供向けの話に向かないと判断されたのもあるでしょうし、童謡の金太郎が広まることで拍車がかかり、さらに主流となっていったようにも思われます。幼少の頃に聞いた童謡や昔話の影響力は絶大♪