Re: 榎木の僧正って・・・徒然草に載っていたな・・・。

榎木の僧正 についてのコメント&レビュー投稿
昔、京都のある所にたいそう大きな榎木(えのき)を境内に茂らすお寺があった。この榎木の大木は遠くからもよく見え、寺の名物になっていた。   この寺の和尚は良覚僧正(りょ...…全文を見る

Re: 榎木の僧正って・・・徒然草に載っていたな・・・。

投稿者:マルコ 投稿日時 2012/10/6 17:41
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この話は学校の古典の教科書に載っていたから良く覚えてます・・・。

藤原公世、従二位の兄弟で良覚僧正とか言った人は、大変へそ曲がりだったそうだ。
彼の寺には大きな榎の木があったので、近所の人は「榎木の僧正」と呼んでいた。僧正は、「この榎の僧正というあだ名は良くない」と言って、その榎の木を伐採した。そして、切り株が残ったので「きりくいの僧正」とあだ名を付けられた。すると僧正はますます逆上して、今度は切り株までも掘り起こした。そして大きな堀ができた。その後、僧正は「堀池の僧正」になった。

良覚は僧正という僧の最高の位にある僧であり、優れた人格者で有るべき人物です。
ところが、この良覚さんは僧正に似合わず大変怒りっぽい性格であったんですねぇ~。
この話の面白いところは、高僧の愚かな行動と、それに対する世間の人のからかいの気持ちをうまく対比させてる所なんです。
「人間、人からどう呼ばれようが、大切なのは中身」まさにその通りだとマルコは思いますね。
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