Re: たいしこ団子

たいしこ団子 についてのコメント&レビュー投稿
昔、出雲の国のある村に、お爺さんに先立たれ一人暮らしをするお婆さんが住んでおりました。お婆さんは、足や腰を悪くしてからというもの、田んぼ仕事も出来なくなり、日々の食べる...…全文を見る

Re: たいしこ団子

投稿者:もみじ 投稿日時 2012/8/28 2:04
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「あとかくしの雪」にも書きましたが、「ガイドブック日本の民話」という本に解説が載っていたのを読む限りは、やはり、「あとかくしの雪」と「たいしこ団子」は類似話として良いでしょう。

同解説には、「雪が降ったこの日が旧11月23日で、いまでもこの大師講の日には、大根焼きをしたり、だんごやアズキ粥を食べたりする風習があります。また、この晩には必ず雪が降ると言い伝えられています。」
と載っていました。
因みに、大師講というのは11月23日から24日にかけて行われる大師様を祀る行事だそうです。

この類似話は、全国各地に見られ、仏教の普及で広く一般には「大師様=弘法大師」になっているようですが、もとは「大師様」自体が富を民衆にあたえてまわる神であったと言われているそうです。
また、登場人物として出てくる足の悪い貧しいお婆さんは足の悪いというところから山の神様の暗示ことでは?ということです。(・ω・)

伝承や民話的なルーツを知る面からも興味深い話ですが、このアニメ自体も、すごく良い話だなという感じでした。(もみじは涙もろいのです(^_^;))

まぁ盗みそのものは悪いですけど、一生懸命稲わらを取りに行くお婆さんを応援したい気持ちになっちゃったし、おばあさんもあとで村人に話してしまってるところからも、村人もお婆さんを責める気持ちはなかったということかと思いますね。(・ω・)♪
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