Re: 雪のなかのゆうれい

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昔、越後に、源教(げんきょう)という坊様がいました。源教は、冬になると村中を念仏を唱えて歩き回る事を、毎年の修行にしていました。 ある夜の事、魚野川(うおのがわ)にかか...…全文を見る

Re: 雪のなかのゆうれい

投稿者:雪国のクマ 投稿日時 2012/1/12 22:40
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初めて書き込みします。

このお話は南魚沼市(旧塩沢町)石打の話です。
出典の本は未読ですが、江戸時代の書物『北越雪譜』にも「雪中の幽霊」「関山の毛塚」として掲載されています。

お菊が落ちたとされる五十嵐橋 http://g.co/maps/bvhcf
(地図に明記されていませんがこの橋です。)

この橋の左側から上の関山神社のある辺りまでの一帯が、かつて関山村(現在は南魚沼市石打の関山地区)と呼ばれたところで源教坊さまの庵と毛塚があった村にあたります。
五十嵐橋は昔は吊橋で、旧道の位置と川幅の関係から現在より少し下流(地図上では上方向)の場所にあったようです。
毛塚と呼ばれる塚も存在していましたが、25年程前に塚の上にあった石塔が関山地区の左側、石打丸山スキー場中腹にある大儀寺前の墓地に移されて今は畑になっているそうです。

・参考文献
「江戸のベストセラー 北越雪譜」(鈴木牧之記念館編集,塩沢町文化、スポーツ事業振興公社,2006)
「伝説のふるさと」(新潟日報社編,とき選書,1998)

新潟の話だったとはこちらのサイトであらすじを読むまで気がつきませんでした。お菊のそった髪がするすると胸元にすべりこんでいくシーンはおぼろげながら記憶に残っています。

子供の頃まんが日本昔ばなし大好きでした。その影響で地元の民話や伝説に興味をもったように思います。
ずっと昔ばなしの中で地元の話がどれだけあるのか知りたいと思っていたので、こちらのサイトを見つけた時は本当にうれしかったです。
今、他の話もどの場所の話か少し調べています。地元(県内)中心になりますがどうぞよろしくお願いします。
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