Re: 勘作話
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/6/8 1:07
この昔話の出典は、未来社の「長崎の民話」(吉松祐一編)だと思います。
「勘作ものがたり」という題名で、7つの話が収録されています。
「長沢勘作さんは、文政のころ大村の城下から十二キロほどはなれた、三浦の日泊(ひどまり)にすんでいた侍です。」という書き出しで始まっています。
大村藩の大村純昌公に仕えた、わずか二石とりの足軽だったそうです。
絵本では「勘右衛門ばなし」と紹介されていますが、長沢勘作さんは実在した人物で、その子孫の方も西彼杵郡長与村にいらっしゃるそうです。