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No.0298
さるのおんがえし
猿の恩返し
高ヒット
放送回:0186-A  放送日:1979年05月19日(昭和54年05月19日)
演出:小林治  文芸:沖島勲  美術:亀崎経史  作画:十条東
九州地方 ) 33312hit
あらすじ

昔、九州のお大名の家来で、勘助という飛脚がいました。ある時、大名から頼まれた珍しい刀を江戸の将軍様のところへ運ぶため、勘助は東海道を走っていました。

興津の宿を出て薩堆峠(サッタ峠)へ向かう途中、一匹の猿が化け物のような大ダコにさらわれようとしていました。勘助は脇差(小刀)を取り出して、波打ち際にいる大ダコめがけて切りつけましたが、全く刃が立ちません。そこで大名から預かった刀を取り出し、すでに海の中へ潜っていた大ダコめがけて飛びかかりました。

海の中に入った勘助はタコの足に噛みつき猿を救出し、持っていた大名の刀で切りかかりましたが、ポキンと折れてしまいました。猿を助けたものの、大切な刀が折れてしまって落胆している勘助に、仲間の猿たちが一本の刀を持ってきました。

それは珍しい名刀だったので「これなら将軍様に献上しても大丈夫だ」と喜んでいるところに、再びあの大ダコが迫ってきました。しぶしぶ勘助はもらった名刀を抜き、もう一度大ダコに立ち向かっていきました。この刀の切れ味は鋭く、あっという間に大ダコの頭を真っ二つにスライスしてしまいました。

勘助が猿からもらった刀は名人「五郎正宗」の作で、将軍様もたいそうお喜びになり、いつまでも家宝として大切にしたそうです。

(紅子 2012-2-16 0:14)


参考URL(1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%A9%E3%81%9F%E5%B3%A0
参考URL(2)
http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM099.html
ナレーション市原悦子
出典(表記なし)
備考講談社の書籍に、九州地方のお話、と明記あり。
DVD情報DVD-BOX第4集(DVD第18巻)
VHS情報VHS-BOX第3集(VHS第24巻)
場所についてサッタ峠(地図は適当)
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追加情報
本の情報童音社BOX絵本_第69巻(発刊日不明:1970~1980年頃)/国際情報社BOX絵本パート1-第032巻(発刊日:1980年かも)/講談社テレビ名作えほん第080巻(発刊日:1987年7月)
童音社の絵本より絵本巻頭の解説(童音社編集部)には、地名の明記はない
講談社の300より書籍によると「九州地方のお話」
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※掲載情報は 2012/2/16 0:14 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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