このお話に投票する
  • 各お話への投票は一度だけにお願いします。
  • 評価は 1 から 10 までです。(1が最低、10が最高)
  • 客観的な評価をお願いします。点数が1か10のみだと順位付けの意味がありません。
  • サイト管理人は各お話に投票できません。
  

No.0192
びゃくうんじのごうとう
びゃくうん寺の強盗

放送回:0118-B  放送日:1978年01月21日(昭和53年01月21日)
演出:高橋信也  文芸:沖島勲  美術:内田好之  作画:高橋信也
山口県 ) 16542hit
あらすじ

昔、小さな村の小さな寺(闢雲寺、びゃくうんじ)に強盗が入った。強盗は、お経をあげている和尚に包丁を見せ、金を出すように脅した。

しかし、3年続きの飢饉により、この貧乏寺には金など全く無かった。寺中を探し回る強盗を手伝い、和尚も一緒になってあちこち探してみたが、結局一文も出てこなかった。あきらめた強盗は、貧乏寺に腹を立てながら手ぶらで闢雲寺を出て行った。

しばらく歩いていると、さっきの和尚が走って強盗を追いかけてきた。和尚は、「あれからまた探してみたら、三文も出てきたから」と、そのお金を強盗に差し出した。

強盗は、和尚の優しい心根に触れて久しぶりに温かい気持ちになった。そして、「もう二度と強盗はしない」と、心に誓った。

(紅子 2011-9-12 4:59)


参考URL(1)
http://www1.ocn.ne.jp/~itoku/sekiguti.htm
ナレーション市原悦子
出典山口のむかし話(日本標準刊)より
出典詳細山口のむかし話(各県のむかし話),山口県小学校教育研究会国語部,日本標準,1973年09月01日,原題「闢雲寺の強とう」,文「古堤八重子」
場所について泰雲寺(闢雲寺)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このページを印刷
追加情報
9.3000 9.30 (投票数 10) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/9/12 4:59 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

29 人のユーザが現在オンラインです。 (27 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)