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No.1349
みっそうぼう
密僧坊

放送回:0856-A  放送日:1992年08月15日(平成04年08月15日)
演出:フクハラ・ヒロカズ  文芸:沖島勲  美術:田中静恵  作画:フクハラ・ヒロカズ
滋賀県 ) 18055hit
味噌が大好きなお坊さんと、それを利用する村人たちの話

昔、近江のある山寺に、密僧坊(みっそうぼう)という若いお坊さんが厳しい修行をしていた。この密僧坊は、どういうわけか味噌が大好きで、修行をこっそり抜け出しては村人から味噌をもらっていた。

力持ちの密僧坊は、味噌の代わりに村での力仕事を一手に引き受けていたが、ある時からお金も要求するようになった。村人たちが拒むと暴力を振るうようになり、村人たちは怖がって密僧坊を避けるようになった。ある時、密僧坊が水を飲もうと滝壺に行くと、足を滑らせそのまま溺れ死んでしまった。それを知った村人たちは、やっかい者がいなくなったと、喜んだ。

何日かすると、その滝壺に恐ろしい大蛇が出て、ある村人が食われてしまった。それを聞いた山寺の和尚さんは、「味噌をおとりに密僧坊を利用した村人たちも悪い」と諭した。村人たちは密僧坊にしてきたことを反省し、滝壺でお経をあげてもらい成仏するよう拝んだ。

そのうち滝壺からは大蛇も出なくなり、密僧坊の命日には味噌をお供えするようになった。そうして日照りが続いた時には、味噌を供えてお祈りすると雨が降るようになった。

(紅子 2011-11-20 0:12)


参考URL(1)
http://www.kongourinji.org/
ナレーション市原悦子
出典近江の伝説(角川書店刊)より
出典詳細近江の伝説(日本の伝説19),中川正文,角川書店,1977年6年10日,原題「密僧坊」金剛輪寺ものがたり
場所について大蛇の淵(金剛輪寺近く)
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※掲載情報は 2011/11/20 0:12 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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