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No.0683
あにょどんのでこんじる
あにょどんのデコンじる

放送回:0428-A  放送日:1984年01月28日(昭和59年01月28日)
演出:古辺光治  文芸:沖島勲  美術:阿部幸次(背景:渡辺由美)  作画:柏木郷子
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あらすじ

昔、鹿児島の桜島のふもとに、二人の兄弟がそれぞれの家で住んでいました。弟はなかなかの働き者で、朝も早くから仕事に精を出していました。

弟が朝の仕事を終える頃に兄は起きてきて、弟の作った美味しい大根汁を二人で食べるのでした。兄も自分で美味しい大根汁を作ってみたいと思い、翌日、弟から借りた鍋に大根を入れて、寝ながら様子をみていました。しかし、目が覚めて確認すると大根は鍋の中でプカプカ浮いてるだけでした。

兄が何度やっても美味しい大根汁ができないので、弟に作り方を聞いてみました。すると弟は、「朝早く起きて鍋に水と切った大根を入れる。そして火を焚きつけ大根を煮ている間に草切りをする。そうすると、ちょうど美味しく煮えた大根汁が出来上がる」と、教えてくれました。

翌朝、怠け者の兄は弟に言われた通りに早起きをして、鍋を火にかけている間に牛の餌の草切り仕事をしました。慣れない早起きの中で、一生懸命に草刈りをして家に戻って見ると、確かに美味しい大根汁が出来上がっていました。

それからの兄は、美味しい大根汁を作るため、村一番の働き者になりました。兄が飼っていた牛もお腹いっぱい餌を食べられるようになり、兄弟揃ってよい暮らしができるようになりました。

(紅子 2011-11-9 0:57)


ナレーション市原悦子
出典鹿児島のむかし話(日本標準刊)より
出典詳細鹿児島のむかし話(各県のむかし話),鹿児島のむかし話研究会、鹿児島県小学校教育研究会国語部会,日本標準,1975年01月20日,原題「あにょどんのデコンじる」,文「中尾勇人」
場所について鹿児島の桜島(地図は適当)
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地図:鹿児島の桜島(地図は適当)
追加情報
このお話の評価8.7857 8.79 (投票数 14) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/11/9 0:57 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
9件表示 (全9件)
仲間達  投稿日時 2015/1/17 18:54
 年末にこのページを見つけました。
この大根のみそ汁おいしそう…と
子供心にずっと気になっていました。
それからしばらくは大根が大好きでした。
私と同じようにこの作品が気になって
いる方々の存在を嬉しく思います。
匿名希望  投稿日時 2014/12/1 14:20
あにょどんの作った大根汁は、あとかくしの雪に登場する婆さんが作った大根の煮物よりも。
メチャクチャうまいんだろうな~!

やっと見つけた!  投稿日時 2014/9/10 16:58
小さい頃にみたこの話が何だったのかわからずずっと気になってました。ああ。もう一度見たい!お大根があまりにもおいしそうで、これを見て以来お大根が大好きになりました。動画どこかにアップされてないにかなぁ、、、
ギブソンギター  投稿日時 2013/2/23 18:31
この話、とてもいいですね。私も今風(昔の人は一体どの様にしてダシをとったかわからないけど)に
大根煮汁、食べたくなりました。早速「味の素」で味付けして食べようかな?と思います。
でこん汁好き  投稿日時 2013/2/22 13:10
この回、なぜかすごく覚えてました。これ見て大根食べられるようになったんだよな。見つかってよかったです。ありがとうございました。
ニャコディ  投稿日時 2012/1/8 9:00
このデコン汁、とっても旨そうですよね!
hiroさんのおっしゃる通り、働いて食べることの喜びを伝えるいい話だと思います~。

それにしても、まんが日本昔ばなしに出てくる食べ物は、どれもこれも美味しそうでワクワクします。
囲炉裏の火で煮る汁や粥、握り飯、焼き魚、餅、竹筒に入った甘酒……などなど。そして、登場人物がこれを実に美味しそうに食べる(とっても旨そうな効果音つきで)。書いているだけでお腹が空いてきそうです……。

ついでにご提案させていただければと思うのですが、まん日投票会場等で「食べ物が美味しそうな話投票」のようなものもあったらいいなぁと思います。どうぞご検討くださいm(_ _)m。

食い意地の張った提案ですみません。ご検討いただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。

hiro  投稿日時 2012/1/7 22:53
題名はあにょどんの叫びから。
あらすじの補足として、おとっどんは村一番の金持ちになったと締められています。
話中の頭のよさから納得ですね。

これは私が一番好きな話です。
作り方から察するに、ただ大根を煮ただけ(味付けもなし)なのにめちゃめちゃ美味しそうでした。大根の味噌汁が飲みたくなります。「こらぁうまかー!」
登場する人物もちょっと抜けた(でもけして悪人ではない)兄に頭の回転の早い弟、二人とも仲がいいです。兄弟というと正反対だったり嫉妬があったりして、最後には一方が不幸になることが多い昔話では、ちょっと珍しいパターンかも。
働いて食べることの喜びを伝えるいい話なのに、なんで今度のDVDに収録されないんだろう…
beniko  投稿日時 2011/11/12 0:28 | 最終変更
記憶が残っているのですねー、兄すごい。このお話は桜島の麓という事だから、多分アニメで出てきたのは「桜島大根」だったのではないでしょうか。桜島大根はスイカよりも大きく、形はおっしゃるとおりカブに似ている感じです。九州人だからか、紅子としては「桜島、といえば桜島大根」が当然のように思い浮かびます、それほどこちらでは有名なでっかい大根です。
※ただし九州全域のスーパーなどではほどんど見かけません、一般流通してるのは地元(一部)だけだと思います。もちろん、普通の大根(青首大根)の方が普通に流通していますので、鹿児島人がいつも桜島大根を食べているのではないです。(千枚漬け、おいしいです)
マニアック&なおぞー  投稿日時 2011/11/11 22:52
音声だけは、残っているらしいが、絵はよくおぼえていますよ。あにょどんの顔は、わらしべ長者に似ていたし、デコンは、大根というよりも、かぶみたいだったし、しかしなおぞーによると、「鹿児島の大根はかぶに似ている。」と言っていましたが、本当でしょうか?
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