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No.0498
おこぜとやまのかみ
オコゼと山の神

放送回:0313-A  放送日:1981年10月31日(昭和56年10月31日)
演出:こはなわためお  文芸:沖島勲  美術:小関俊之  作画:小堤一明
写真あり / 山口県 ) 12561hit
あらすじ

昔、作物がよく採れる豊かな村があり、これも山の神様のおかげと考えていました。神様は山の大木の祠に住んでいて、とっても恥ずかしがり屋の女の神様でした。

山の神様は秋の収穫が終わると近くの山を守り、春になると里にでて田の神になるのでした。ある年の田植えが済んだ頃、神様が田んぼの見回りをしている際に、はじめて小川に映る自分の顔を目にしました。それはあまりにもみにくい顔だったので、恥ずかしくなって山へ逃げ帰ってしまいました。

すると、神様がいなくなった里の田の苗は枯れ始め、畑は荒れるし山の木も大きく育たなくなりました。困った村人たちは「山の神様よりもっと醜い顔をしたものをお供えしてみよう」って事になり、オコゼを持って山の祠に行きました。

オコゼを見た山の神様は、自分より可笑しな顔があったことを知って、機嫌をなおして村へおりてきてくれました。それからというもの、山の神と村人たちはいつまで仲良く暮らしました。

(紅子 2012-1-7 1:30)


ナレーション常田富士男
出典山口県
DVD情報DVD-BOX第8集(DVD第38巻)
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場所について五年神(ごねんがみ)
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地図:五年神(ごねんがみ)
追加情報
本の情報講談社テレビ名作えほん第045巻(発刊日:1981年4月)
講談社の300より書籍によると「山口県のお話」
このお話の評価6.5000 6.50 (投票数 6) ⇒投票する
※掲載情報は 2012/1/7 1:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
4件表示 (全4件)
匿名希望  投稿日時 2014/7/10 15:37
ハリセンボンも顔負けのブサイクだね。(笑)
araya  投稿日時 2011/10/24 23:21
確かに、山の神は女性とする話が多いような気がしますね。

例えば、山で失せ物をした時は、山の神は女性だから、男の一物を取り出して、振りながらお願いすると出てくるとか。山の神は女性だから、山の神が嫉妬しないように、女人禁制にしているとか。

女性を山に近づけない理由は、山岳を道場とする修験者の邪魔になったり、山には狼や山犬がいて危ないからでしょうが、いつの間にか、神道との習合で女性は不浄なものだから神聖な山には入ってはいけないものとされましたし。山の神と女性の関係って奥が深いかも。

また、山にはサンカ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AB_%28%E6%B0%91%E4%BF%97%E5%AD%A6%29 )というものもあり、山男や山女の伝承を見ると恐ろしいものとして語られていますから、この辺が醜女として語られる根源なのかもしれませんね。

他にも、山の神は権現様として奉られることも多いですが、一本足の鬼とする話もあれば、山姫のように妖艶なものとする話もありますので、結構、その地その地の山に対する考え方が影響してると思います。
beniko  投稿日時 2011/10/23 19:22
五年神をさっそくマッピングしました。地図上でみると、結構山奥って印象ですね。
山の神と海の神1068、というお話でもそうでしたが、山の神様ってどうしてこんなに不細工でそれに対してコンプレックスを持っているんでしょうねぇ。
araya  投稿日時 2011/10/23 18:35
こちらの地図情報をお知らせします。

こちらの神は下関では「五年神」と呼ばれ、五年ごとに神事が行われます。その神を祀る森が「五年神の森」というもので、住所では「山口県下関市内日上1159」の家屋がある集落の裏手の谷に位置します。グーグルの地図だと、先述の住宅と南東から伸びる道の終端の間くらいでしょうか。

なお、「内日五年神」神事についての説明書きには、

 この神事は、竜王山の東斜面の赤田代地区に古くから伝承されている祭りで、五年目ごとの霜月初申の日に神事が行われ、「五年神流れ」と呼ばれる四戸の祖先(福田・上田・稗田・上田)が代々継承して執り行われています。
 また、神事に招かれる側の三戸の祖先(今田・今井・今田)があり、神事を執り行う側は「田」、招かれる側は「今」が付くのも、興味深いことです。

とあります。
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