No.0464
おもかるいし
おもかる石
高ヒット
放送回:0291-A  放送日:1981年05月30日(昭和56年05月30日)
演出:三善和彦  文芸:沖島勲  美術:田中静恵  作画:三善和彦
岐阜県 ) 22580hit
あらすじ

昔、岐阜のずっと外れに、天候にも恵まれ平和に暮らす小さな村がありました。ある時、村人たちはそのうち何か悪い事が起こったりしないようにと、村の入り口に観音堂を建てました。

村に住む平六(へいろく)という男が、朝早くに観音堂にお参りに出かけると、なんと大きな大きな石がでーんと置かれていました。これは一体どうしたことかと、村人たち十人がかりで動かそうとするも、どうしても石は動きませんでした。

その晩、平六の息子が急な病で寝込んでしまいました。平六は観音様に「息子の病を治してください」とお願いして、たまたま石にもたれかかると、石がゆらりと揺れ動きました。驚きながら家に帰った平六でしたが、息子はすっかり元気になっていました。

この話を聞いた村人たちは「願いが叶う時は軽くなる石だろう」と考えて、かわるがわる願い事をしては石に手をかけてみました。すると、持ち上がる人もいたり持ち上がらない人もいたので、ますます感心して大騒ぎになりました。

そこへ、一人の豪傑そうな大男が通りかかり「これくらいの石ならワシが持ち上げてやるわい」と言って、石に手をかけました。しかし、どんなに力を入れても石はびくとも動かず、村人たちは「心がけの悪い人はいくらやってもダメじゃのお」と大笑いしました。かんかんに怒った大男は、石を蹴っ飛ばし小便をかけました。すると、石は燃えだして男の尻に燃え移ったもんだから、慌てた大男は一目散に村から逃げていきました。

人々はこの不思議な石を「おもかる石」と呼び、それからもいろいろな事を占いました。おもかる石は、心がけの悪い人は決して持ち上げられなかったそうです。

(紅子 2012-1-25 0:14)


ナレーション市原悦子
出典岐阜県岐阜市
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追加情報
本の情報国際情報社BOX絵本パート2-第097巻(発刊日:1980年かも)/講談社テレビ名作えほん第073巻(発刊日:1987年3月)
講談社の300より書籍によると「岐阜県のお話」
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※掲載情報は 2012/1/25 0:14 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
3件表示 (全3件)
ゲスト  投稿日時 2019/8/15 12:12
新潟県にも似たような伝説があるそうですよ。
ゲスト  投稿日時 2014/5/27 9:24
ちなみに「おもかる石」、京都・大阪・岐阜にそれぞれあります。

岐阜のは金神社にあり、カーリングの石のようなとても人工的な形です・・・・
もみじ  投稿日時 2013/2/24 14:18
この「おもかる石」ですが、実際に京都の伏見稲荷神社にありますよー(・ω・)

京都のお話かと思ったら違ったのでびっくりしました。

石灯籠の上の部分の丸っこい石なのですが、
願い事をして持ち上げた時に「軽い」と感じれば、その願いは叶うものとされ、
持ち上げた時に「重い」と感じると、その願いは叶わないものだということだそうです。

でも…。
まぁ常識的に考えて石灯籠の上石がそんな軽いわけがないので。
私は行ったことないのですが、行った人によると

ぶっちゃけ、重いのだそうです(´∀`;)えー

その人曰くは、「軽いわけが無いだろ(`・ω・´)普通に重いわ!」と。



ですので、占いするうえで重要なのは

“自分が思っていたより”軽いか重いかっていうことだそうです( ̄▽ ̄;)
行く機会があれば、やってみたいです(・∀・)




余談ですが、
テレビでやっていた実験で人差し指で人を持ち上げるってやつを昔やってました。

科学的なマジック?みたいな感じで。

40kgの女性を、男4人で人差し指で持ち上げるってやつでした。
両膝裏と両脇にそれぞれが立って、人差し指を入れて持ち上げるんです。

1回目は全然できないんです。

「できないですよね。でもできるんですよ。それでは全員力を一度抜いて、ゆっくり深呼吸。そのあとに「必ずあげてやろう」と思ってくださいね」と指導してる人が言って、

「あげますよー!!では、1、2、3!」と言った

次の2回目は、持ち上げた人も驚くくらい、その人を軽々持ち上げてしまうんです。
もう一度いいますが、使ったのは人差し指だけです。
ところが、3回目はできませんでした。

種明かしは

40kgを4人で割ると、一人10kgになります。
10kgなら頑張れば人差し指で持ち上げることも可能です。男の人なら。

で、1回目はどれくらいの力を入れればいいかわからず、
他の3人を頼るかたちでやってたので、できなかった。
上げられる女性も怖いので構えてて力が入ってた。

でも、2回目は自分が頑張らないと持ち上げられないと思ったのと
実際の重さを経験したので、一人に分担される力以上のものを出したので
簡単にあげられたそうです(・ω・)
ちなみに女性は一度失敗してるので、どうせ上げられないだろうと思って
無意識に力を抜いてしまったのも原因だそうです。

3回目は、一度できてしまったので、やっぱり頼る心がうまれてできなくなったそうな。

人間のちからの出し方ってのは、面白いものです。
おもかる石っていうのも、結局はそういう心理面が一番大きく働くんだろうなと思います。
心根が悪い人には持ち上がらないというのも、そういうことなんでしょうね。
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