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No.0356
ふぶかれおしょう
吹雪かれ和尚

放送回:0222-B  放送日:1980年02月02日(昭和55年02月02日)
演出:小林治  文芸:沖島勲  美術:秋保富恵  作画:後藤真砂子
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あらすじ

北国のある寺に和尚さんが一人住んでいた。

この年は例年以上に吹雪がひどくなかなか下の村にも行かれなかった。和尚さんはきにもとめてなかったが、吹雪はやむ気配もない。食糧もそこつきそうになる前に本堂の前に鹿の肉がおいてあった。立場上肉は食えないが、これは仏様のおくりものだ、と感謝して、肉を食べた。

吹雪はやみ、心配した村人が和尚のもとを訪ねる。和尚は鹿の肉がおいてあったことを話し、いま煮て食べてると村人がみたら、爆笑した。そう中身は木のくずだった。

和尚は信じられず観音様を見たら観音様の足がなくなってた。そう鹿の肉とおもったら、観音様の像の足だった。このことから和尚さんは「木じき上人」と言われるようになったとさ。

(投稿者: ホーチミン 投稿日時 2012-3-8 0:32)


ナレーション未見のため不明
出典クレジット不明
出典詳細京都の民話(日本の民話41),二反長半,未来社,1965年10月10日,原題「かんのんさまの片もも肉」,原話「成相寺縁起」※かもしれない
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※掲載情報は 2012/3/8 0:51 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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ゲスト  投稿日時 2019/1/15 14:44
これ、何故か記憶に残ってますね。
雪が全く止まず、住職さんが閉じ込められます。戸を開けるとびっしりと雪の壁
とても出られません。住職さん最初はのんびりとしたもので、「まあお湯でものんで体を温めよう」なんて感じです。しかし、さすがに食うものが無いので限界が・・・
その時、本堂に鹿の足が置いてあるのに気が付きます。はて?猟師が置いていってくれたんじゃろうか?と住職さんは思います。肉食は禁じられていますが、「わしが死んではこのお寺を守るものがいなくなる、仏様も許してくださるじゃろう」なんて感じで、鍋で煮込んで食べるんですが、このシーン凄く美味しそうに見えました。その後は例のオチで終わります。
ゲスト  投稿日時 2014/7/13 19:40
録画してあったのを何度も観ましたねぇ
最後に鹿のもも肉の正体が判明する少し前に、背景の観音様の腿が既にちゃんと抉れていたのを覚えています
子供心に鹿のもも肉がとても美味そうだと思ったものですが、イノシシに比べれば数段格が落ちると聴いて少しショック
beniko  投稿日時 2013/12/28 22:06
このお話はアニメが存在してないのであくまで予測ですが、成相寺(京都府宮津市成相寺339)のお話かもしれません。
出典元の予想は、京都の民話(日本の民話41),二反長半,未来社,1965年10月10日,原題「かんのんさまの片もも肉」,原話「成相寺縁起」です。
beniko  投稿日時 2012/3/8 0:54
あ、これ何だか思い出した。そうそう、懐かしいお話ですね。
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