No.0300
ふしぎなたま
ふしぎな玉
高ヒット
放送回:0187-A  放送日:1979年05月26日(昭和54年05月26日)
演出:福原悠一  文芸:沖島勲  美術:水野尾純一  作画:福原悠一
東北地方 ) 22961hit
あらすじ

子のないじっちゃとばっちゃがオンゴロという犬とネンゴロという猫をわが子のようにかわいがって育てていた。

ある日、じっちゃは畑でかわいらしい小さな蛇を見つける。この蛇もオンゴロ・ネンゴロと一緒に子どものように育てることにした。

しかし、ノロと名づけられた蛇は大変大きく育ち、近所の人々が怖がってしまう。仕方なく、ノロは山に返された。

その際ノロは育ててもらったお礼に何でも願い事を叶えてくれるふしぎな玉を置いていく。ばっちゃは玉に頼んで十七、八の男の子を出してもらう。

しかしこの子は乱暴な怠けもので、ついにはじっちゃとばっちゃが留守の間に玉を持ち出して姿をくらましてしまう。

オンゴロとネンゴロは玉を取り戻すため長い旅に出る。ついには突き止め、玉を取り戻すが、帰途に玉を魚にとられてしまう。

どうにか玉を取り戻してじっちゃとばっちゃの家に戻ったものの、オンゴロとネンゴロは疲れ果てて死んでしまった。 

(引用/龍学-dragonology-)


参考URL(1)
http://www.hunterslog.net/dragonology
ナレーション常田富士男
出典瀬川拓男(角川書店刊)より
出典詳細動物の世界(日本の民話01),瀬川拓男,角川書店,1973年5年20日,原題「犬と猫と蛇の玉」,伝承地「東北地方」
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追加情報
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※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
7件表示 (全7件)
ワニ  投稿日時 2022/2/13 10:28
乱暴者の息子、鷹の爪の吉田くんに似てる。
ゴンザJr.  投稿日時 2022/1/14 22:10
秋田の民話(未来社)にもこれと同じ内容の「オンゴロとネンゴロとノロ」という話が収録されているので、舞台は恐らく秋田県だと思われます。
ゲスト  投稿日時 2021/5/19 7:40
何回でも見ていたい!それぐらいこの物語は可哀想!
新・アーリアジャスール  投稿日時 2018/11/23 14:20
フクハラさんの作品だけど、匿名さんの言うとおり爺さん婆さんが不思議な玉を全く有効活用しようとしない馬鹿だったのでちっとも癒されませんでした…
しおん  投稿日時 2017/1/11 20:48
ドラえもんの秘密道具を上手く使えない
のび太と同等の老夫婦だと思う。
(のび太は良い大人になったけど)
老夫婦がオンゴロとネンゴロを殺したようなものです。
あの、ふしぎな玉はどうしたんだろうね・・。
おそらく2匹の亡骸と一緒に埋葬したのかもしれません。
ゲスト  投稿日時 2015/8/25 15:56
オンゴロという犬とネンゴロという猫 、可愛いですね。
フクハラさんの作品は好きです。
匿名  投稿日時 2013/2/10 17:52
この話の中に登場するふしぎな玉はどんな願いも叶えてくれる玉なので
蛇の大きさを変えて小さくすればずっと一緒にいられたのに老夫婦は
その願い事をしない。

息子が乱暴でなまけものなら優しく大人しくて勤勉な息子に変えてくれと
玉に願えばいい。犬と猫が死んだのなら生き返らせてくれと玉に頼めばいい。
なのにこの夫婦は玉を有効に使おうとしない。

一緒に見ていた母は「この爺さん達バカじゃないの!?」とテレビに
向かって怒鳴っていました。私も同感です。はっきり言って今まで見てきた
話で一番イライラさせられたお話でした。豚に真珠とはこういう事かと思いましたね。
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