手早く金儲けのしたい息子は、大工の親父のところから飛び出します。
江戸へ向かった息子の前に、観音様が「鼻が伸びたり縮んだりする筆」をくれました。
息子は、金持ちの鼻を伸ばしては、医療と称して縮めてカネをせびり長者になりました。
大金持ちになった息子は、立派になった姿を親父に見せてやろうと家に帰って行きました。
と、いう夢でした。
(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)
⇒ 全スレッド一覧