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No.1246
すずめざかや
すずめ酒屋

放送回:0787-A  放送日:1991年03月09日(平成03年03月09日)
演出:岩崎治彦  文芸:沖島勲  美術:西村邦子  作画:岩崎治彦
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沖縄の地酒「泡盛」の由来

宮古島のある漁村で、ひとりの漁師が船を出す為に潮待ちをしていると、漁場の近くにある大岩のてっぺんにある穴に、スズメの群れが粟の穂を口に咥えて出入りしているのを見つけた。

幾日も同じ光景が見られたある日、漁師はスズメ達が何をしているのか気になり、大岩のてっぺんによじ登って見た。すると、穴の奥に水がたまっており、スズメ達がその水を飲んではふらふらと飛んでいるのであった。漁師がスズメの飲んでいる水を指ですくって舐めて見ると、甘酸っぱいような何とも良い味がする。木の葉ですくっては飲み、すくっては飲みしている内に、漁師もすっかり良い気分になってしまった。

漁師はそれ以後、その美味しい水の事が頭から離れなくなったが、ふと「スズメでも作れるのだから、俺にも作れるんじゃなかろうか」と思い立ち、粟の穂をどっさり集めて臼で突き、水をたっぷり注いで、その水をすくって飲んでみた。が、水は少しも美味しくなかった。

がっかりした漁師はそれっきり水の事を忘れていたが、それから幾日か後、家に戻って見ると臼の中の水が良い匂いを放っている。「さては!」と漁師が水をすくって飲んでみると、まさしくあの日大岩の上で飲んだ水の味であった。

漁師はこの美味しい水を早速村の仲間にも振る舞った。その後、この美味しい水は家々で作られるようになり、この美味しい水を仲立ちにして、村人同志が宴に呼んだり呼ばれたり、互いにうち解けて仲良く暮らすようになった。

これが沖縄の地酒「泡盛」のそもそもの起こりであるそうな。

(投稿者: 熊猫堂 投稿日時 2012-11-4 1:06 )


ナレーション市原悦子
出典クレジット不明
場所について宮古島(地図は適当)
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地図:宮古島(地図は適当)
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※掲載情報は 2012/11/4 2:38 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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熊猫堂  投稿日時 2012/11/4 1:06 | 最終変更
動物や鳥の行動から何かを発見すると言うお話って結構多いですよね(「猿酒」とか「ミサゴ鮨」とか)。スズメの行動から泡盛の作り方を考案すると言う筋書きが面白かったです。
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