母親と3人の子供が住んでいた。母親は「山姥が出るから決して母さん以外の人が来ても戸を開けてはいけない」と、言い聞かせて隣村へ仕事に行った。
でもそのお母さんも帰りに山姥に食べられちゃって、山姥が子供たちの家にやってくる。山姥はお母さんになりすまして戸を開けさせようとするんだけど、長男が声がおかしいとか手が毛むくじゃらで違うとか機転をきかすんだけど、なんとかごまかして山姥が家の中に入ってしまう。
お母さんだと思っていたら、山姥だと分かって3人が外へ逃げ出す。大きな木に登って逃げていたけど、山姥が気づいて追ってくる。
山姥が「どうやって登ったか?」と問い詰めるが、長男がうそを言って登れないようにしていたのに、下の子がつい本当のことを言って山姥が上ってくる。
お月様に金の鎖を下ろしてくださいとお願いすると、天から金の鎖が下りてくる。間一髪、その鎖につかまり天に昇っていく子供たち。
山姥もお月様にお願いすると、鉄の鎖が下りてくる。それにつかまり子供を追いかけるが、泥縄だったため、途中で切れてしまい落っこちて死んでしまう。
・・・お月さんいくつ、10、3、7つ、まだ歳ゃ若いね
(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)
ナレーション | 市原悦子 |
出典 | (表記なし) |
DVD情報 | DVD-BOX第9集(DVD第43巻) |
本の情報 | 講談社テレビ名作えほん第037巻(発刊日:1981年2月) |
講談社の300より | 書籍には地名の明記はない |
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