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No.0124
おつきさんきんのくさり
お月さん金の鎖
高ヒット
放送回:0076-A  放送日:1977年03月19日(昭和52年03月19日)
演出:芝山努  文芸:沖島勲  美術:芝山努  作画:芝山努
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あらすじ

母親と3人の子供が住んでいた。母親は「山姥が出るから決して母さん以外の人が来ても戸を開けてはいけない」と、言い聞かせて隣村へ仕事に行った。

でもそのお母さんも帰りに山姥に食べられちゃって、山姥が子供たちの家にやってくる。山姥はお母さんになりすまして戸を開けさせようとするんだけど、長男が声がおかしいとか手が毛むくじゃらで違うとか機転をきかすんだけど、なんとかごまかして山姥が家の中に入ってしまう。

お母さんだと思っていたら、山姥だと分かって3人が外へ逃げ出す。大きな木に登って逃げていたけど、山姥が気づいて追ってくる。

山姥が「どうやって登ったか?」と問い詰めるが、長男がうそを言って登れないようにしていたのに、下の子がつい本当のことを言って山姥が上ってくる。

お月様に金の鎖を下ろしてくださいとお願いすると、天から金の鎖が下りてくる。間一髪、その鎖につかまり天に昇っていく子供たち。

山姥もお月様にお願いすると、鉄の鎖が下りてくる。それにつかまり子供を追いかけるが、泥縄だったため、途中で切れてしまい落っこちて死んでしまう。

・・・お月さんいくつ、10、3、7つ、まだ歳ゃ若いね

(引用/まんが日本昔ばなし大辞典)


ナレーション市原悦子
出典(表記なし)
DVD情報DVD-BOX第9集(DVD第43巻)
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追加情報
本の情報講談社テレビ名作えほん第037巻(発刊日:1981年2月)
講談社の300より書籍には地名の明記はない
このお話の評価7.4286 7.43 (投票数 7) ⇒投票する
※掲載情報は 2011/2/11 22:30 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
7件表示 (全7件)
Perenna  投稿日時 2018/12/15 21:04
昭和19年に出版された「肥後民話集・続」には、「蕎麦の茎は何故赤いかの話」としてこの昔話が収録されています。(コマ番号55/129)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450605/55?tocOpened=1

山姥が「私はお母さんだよ」といつわって、三人兄弟に手や足を見せびらかす最初のやりとりは、「七匹の子ヤギ」を連想させますね。
また、月から降りてきた鎖に飛びついた山姥は、途中で蜘蛛の糸みたいにプツリと鎖が切れて地上へと落下してしまいます。
「肥後民話集」では地面に墜落した山姥の血が、蕎麦の茎を赤く染めたとあります。
なんとなく「天までとどいた竹の子」と類似した昔話のような気がします。
ゲスト  投稿日時 2018/5/14 21:19
ラストの山姥が落ちていく瞬間がなんか笑える。
ゲスト  投稿日時 2015/10/26 21:39
幼少時、絵本で読んで、
それから十数年…。

これをアニメで見て、懐かしさで一杯になりました。

金がかった背景が良いですよね。
青の魔女ファニーB  投稿日時 2015/3/23 21:16
小さいころに見て、あらすじと最後の台詞だけをうっすらと覚えていて、なぜかずっと気になっていた話でした。やっと見つけることができ、すっきりしました。ありがとうございます!
ゲスト  投稿日時 2014/11/3 11:43
最後に山んばが落ちていってドガァン!という
音にかなり笑えましたw人一人食い殺したんだから
当然の報いですね。
人狼  投稿日時 2013/4/28 21:33 | 最終変更
これだーーー!やっと、やっと長年探し続けていたもの。
やっと、すっきり出来ました。とうとうたどり着きました。

この話と背景の絵がとても怖くてトラウマで夢にまで出てきた話です。
今思えばこんな絵だったかなあと思います。

ロープと思っていたら、鎖だったんですね。
鎖のようなものが降りてきて、3人くらいの子供が天に昇っていく場面はよく覚えていたんですが、どうしてもタイトルが思い出せませんでした。

ありがとう。大変、感謝しております。もう漫画日本むかしばなしに悔いはありません。

お月さんにまつわりお話はお月様の光でバケモノを退治して旅人が救われるという話の(十三夜さま)も有名ですね。
マニアック  投稿日時 2011/10/17 21:41
またまた見つけました。これは「親子星」という話の旧作ですね。「親子星」では、山姥ではなく、赤鬼でした。あらすじは、ほとんど同じです。
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