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No.0101
そらをとんだきつね
空をとんだキツネ

放送回:0062-B  放送日:1976年12月11日(昭和51年12月11日)
演出:漉田実  文芸:漉田実  美術:槻間八郎  作画:樋口雅一
岡山県 ) 9268hit
あらすじ

昔、ある山にごんぎつねという古狐が住んでいました。ある日、ごんぎつねは空を飛ぶトンビを見ながら考えました。「自分もトンビみたいに空を飛んでみたいなぁ」

キツネが空を飛ぶにはお寺のお札が必要なので、さっそく里の寺に行きました。ごんぎつねは小坊主に化けて、お寺で働くことになりました。小坊主は朝から晩までまめまめしく働き、和尚さんが食べたいと思っていた献立を先読みして準備したので、和尚さんは大変関心しました。

そんなある日、夜中にお寺に帰ってきた和尚さんは、囲炉裏(いろり)のそばで疲れて眠る古狐を見つけました。和尚さんは、「小坊主はこの狐の化けた姿だったのか」と思ったが、その晩は何も言わずにそっと寝かしておきました。正体がばれてしまったごんぎつねは、翌朝お寺から立ち去ろうと和尚さんに最後の挨拶をしました。和尚さんは、ごんぎつねの寺に来た目的を知ると、「わしが感心するほどの化けを見せたら、お札をあげよう」と提案しました。

それを聞いたごんぎつねは、お坊さんの行列をやって見せました。行列の最後に、金色の光とともにみすぼらしい衣を着たお坊さんが登場すると、本当のお釈迦さまが登場したように思え、和尚さんはおもわず手を合わせてしまいました。

和尚さんをすっかり化かす事ができたごんぎつねは、和尚さんからもらったお札を首から下げて、嬉しそうに大空を飛んでいきました。

(紅子 2011-10-9 20:18)


ナレーション常田富士男
出典稲田浩二(未来社刊)より
出典詳細岡山の民話(日本の民話36),稲田浩二,未来社,1964年03月15日,原題「空を飛ぶ狐」,採録地「岡山市内山下」,話者「好並愛」,採集「稲田和子」,再話「稲田和子」
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※掲載情報は 2011/10/9 20:18 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
1件表示 (全1件)
カケス  投稿日時 2016/10/10 18:15
このお話、なぜかカケスの育った愛知県では(全国も?)、お正月のまんが日本昔ばなし特集で放映される常連のお話だったように記憶しています。
空を飛んでとても満足そうにしているキツネの顔が印象的でした。
でも「なぜこれがお正月と関係があるのか?」と、疑問に思いますね。
まぁ「願いはかなう」とか、「努力は報われる」という新年への期待を込めて放映されていたんでしょうかね?
大人になって見てみると、何となく晴れやかな気持ちになるお話です。やっぱりこういうところが、お正月向きなのでしょうかね。
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