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キーワード: 不動 (1 ~ 7 件目を表示)
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お不動さま
むかし、土佐の高岡に積善寺(しゃくぜんじ)というお寺があり、薬師様とお不動様が祀られておりました。お不動様は銘こそありませんでしたが、運慶の作と言われておりました。 ある日、狩りに出かけた家老と二人の家来が、休憩をとるためにこの寺に立ち寄りました。家老はお不動様を一目見てとても気に入り、住職が止めるのも聞かず、お不動様を強引に持ち帰ってしまいました。 屋敷に帰った家老は、門の脇にお不動様をすえました。その夜は、家老は満足して酒を飲みましたが、夜空には急に雷鳴が轟き、嵐のような雨になりました。そうして...
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八つ化け頭巾
...は仏像がまつられていた。お坊様は小僧の手前もあるので仏像の間に入り、お経を唱えていたが、やがて小僧さんが居眠りを始めると、隣のおなごの部屋に行き、お酒をごちそうになった。 しかしそのおなごは和尚さんが狐の手ぬぐいを使って化けていたもので、突然不動明王に変身して「こらあ!坊主が酒のんだな!!」と怒りだしたので、お坊様は驚いて逃げていってしまった。 その頃、あの狐はと言えば、騙されたとも知らず、和尚さんの頭巾で娘に変身したつもりになって、そのままの姿で町を歩いていた。人が狐を化かすというお話。 (...
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甲斐の湖
...満々とたたえていた湖の水が、ものすごい音をたてて海へかけ下っていきました。この音を聞きつけてやって来たもう一人の神様(不動様)が、水の流れを整えるでっかい堰(せき)を作ってくれました。湖の水は七日七晩流れ続けて、とうとう平らな底が見えてきました...まを大切におまつりし、山に穴をあけた神様を「穴切神社」に、山を蹴破った神様を「蹴裂明神」に、大きな堰を造った神様を「瀬立不動様」としてお祀りました。 (紅子 2012-2-9 5:18,山梨のむかし話より)
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宝の川
...た。次の日は、世話役が家を取り壊しに来ると言う。この日、おゆきは村ざかいのお不動様の祠の前に座り、これから先のことを思い、悲嘆にくれて泣いていた。すると、祠の中からなにやら声がする。おゆきが顔を上げると、なんと炎の中にお不動様が現れた。 お不動様は言う。「娘よ、案ずることはない。お前はこれからも川で採れる物を売るがよい。全ての裁きはワシがつける。」 次の日、おゆきはお不動様の言いつけどおり、川にシジミを採りに行った。すると、朝日が昇る頃、村を大きな地震が襲った。山津波は村の家々を押し流し、土砂...
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笛吹川
...じ、権三郎は毎日々笛を吹きながら川に沿って探し歩いた。 冬がすぎ春がきたが、権三郎は探し歩き続けた。しかし、ある日を境に笛の音が聞こえなくなり、やがて権三郎の水死体が発見された。哀れに思った村人たちは、お坊さんを呼んで丁寧に葬ってやり、権三郎不動という小さな祠(ほこら)も立ててあげた。それ以来、この川を「笛吹川」と呼ぶようになった。 (紅子※サラ文庫の絵本より 2011-9-5 1:30)
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おしのと火童子
...まう。 これを見たおしのは、窯の神様の祭壇まで走って行き、「窯の神様、おっかあを助けて下さい。」と一心に祈った。するとそこに一陣の風が吹き、木の葉が舞い上がった。木の葉は緑色の美しい童子に変わり、窯へ向かって飛んでいく。火童子(ひわらし)はお不動様の使いと言われ、神様を敬う正直者の窯へやって来て、焼き物がうまく出来るよう助けると言われている。火童子が窯の中に入り火打ち石を打つと、火童子の髪は炎となって燃え上がった。そして色見穴は再び真っ赤に輝き始めた。おしのが色見穴を覗くと、火童子は楽しそうに...
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犬切り不動
...でその上食いしん坊だった。 ある日さんちんが本堂の掃除をしていると、本尊のお不動様にお供えした饅頭が無くなっていた。さんちんは和尚さんに知らせたが和尚さんはよく...供物を盗んだら寺を出て行けと怒った。 ある日、檀家の村人からぼたもちをもらいお不動様にお供えしたが、さんちんはまたお供物を盗まれて寺を追い出されるのでは心配で、ほ...その下から大きな犬がはい出てきた。犬はさんちんの足に噛み付いたところで、突然お不動様の目が光り、お不動様が手に持っていた剣が降り降ろされた。 翌朝和尚さんが本堂へ行...
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