大蛇嵓の怪女 についてのコメント&レビュー投稿
昔、三重県船津の村に、六兵衛(ろくべえ)という豪胆な男がおりました。この男、「さみしい」とか「怖い」とかといったものを今まで感じたこともなく、大変肝の座った男でした。
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投稿者:もみじ 投稿日時 2012/6/25 0:15
この話、最初に見たときは、結局何が言いたかったのかよく分からないお話だなぁと思ったのですが、「怖いものなしだった男が、身の程を知った」「ただ、山の神にちゃんと挨拶していったので助けてもらえた」という話で良いのでしょうかね(・ω・;)
で、大蛇はなんで出てきたのか?
1、六兵衛を食べてやろうと思ったから
2、六兵衛の持ってる濁酒が欲しかったから
3、六兵衛が化け物が出たら呑み比べしてやると言ったので、挑戦しに来た→あとから食べるつもりだった
・・・(・ω・)3でしょうか?
もみじには、「街灯のない夜道でも一人で平気(・∀・)怖くないもん♪」といってウォーキングする女の先輩がいるのですが、
「違う意味で危ないから、やめてください」と言っています。(´・ω・`)、
今は山じゃなくても一人歩きは危険ですよね…。
投稿者:beniko 投稿日時 2012/6/26 15:40
原作を読んでみました。アニメと特に変わったところもなく、アニメは原作を忠実に再現しているといった感じでした。(二人の女が対決する様子は書かれていませんでしたが)
以下は紅子の感想ですが、
大蛇の登場にはあまり深い意味はないのかもしれません。(つまり理由1.かと思う)このお話で言いたいのは「山や自然をあなどるなかれ、自分の力を過信しすぎないように」という昔の人の戒め、と紅子は感じました。
投稿者:もみじ 投稿日時 2012/6/26 23:44
>大蛇の登場にあまり深い意味はないのかもしれません。
なるほど。そうかもしれないですね。
だって、呑み比べとかの話は村でしていたわけですから大蛇が知ってるわけもないですもんね。ただ純粋に餌としてみて近づいてきたのかもしれませんね(・ω・)
投稿者:ゲスト 投稿日時 2019/12/18 20:15
この話の個人的に重要だと思う点は、山に入る前に神にしっかりとお参りをしたことだと思います。
この話では六兵衛はとりわけひどい人という描写はないですが、昔話などではたまに「傍若無人で嫌われ者だけれど、神(もしくは仏)に祈る心を持っていたものがいざという時に助かる」という話を見るので……
神や仏にとって大事なのは、人々からの評判などよりもいかに神仏を信仰するかである、ということをこの話から感じました。