はまぐりひめコ についてのコメント&レビュー投稿
むかし、父親を亡くし、やがて病弱だった母親も亡くして、曾祖母と二人で暮らしている吾一という男の子がいました。 ある日、男の子が漁をしていると小さなハマグリを釣り上げまし...…全文を見る

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投稿者:araya 投稿日時 2011/12/15 17:03
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未来社の『みちのくの民話』と『青森の民話』の両方で同じタイトルのものが掲載されており、ともに青森県弘前市での採録とのこと。『青森の民話』は2頁でしたが『みちのくの民話』は4頁ありますので、そちらの方を「かもしれない」で紹介したいと思います。

----------あらすじ転記済み----------------

海から来たものが天に帰るというのも不思議な話ですが、かぐや姫のように下界に落とされるような裏話もあったのかなとも思ったりです。孝行者に富を授けるミッションがあればこその押しかけ女房的展開なんでしょうけど、大きなハマグリまま家に持って帰られて食われたとしたら、どうなってたのやら…(^_^)。
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投稿者:Perenna 投稿日時 2019/1/29 19:22
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「はまぐり姫」の昔話は、児童文学者の楠山正雄が編纂した「日本童話宝玉集・下巻」(大正11年)にも収録されています。(コマ番号123/324)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/945588/123

はまぐり姫の出自については、「南方普陀落世界の観音の浄土で観音のおそばに仕へてゐる女のわらは」と書かれています。
昔は「補陀落渡海」といって、仏教の行者を生きたまま棺桶に閉じ込めて海に流し、極楽浄土へと渡海させる信仰や風習があったらしいです。
おそらくこの昔話も補陀落渡海の伝説から派生したものなのではないでしょうか?
投票数:30 平均点:10.00

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