確かに、山の神は女性とする話が多いような気がしますね。
例えば、山で失せ物をした時は、山の神は女性だから、男の一物を取り出して、振りながらお願いすると出てくるとか。山の神は女性だから、山の神が嫉妬しないように、女人禁制にしているとか。
女性を山に近づけない理由は、山岳を道場とする修験者の邪魔になったり、山には狼や山犬がいて危ないからでしょうが、いつの間にか、神道との習合で女性は不浄なものだから神聖な山には入ってはいけないものとされましたし。山の神と女性の関係って奥が深いかも。
また、山にはサンカ(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AB_%28%E6%B0%91%E4%BF%97%E5%AD%A6%29 )というものもあり、山男や山女の伝承を見ると恐ろしいものとして語られていますから、この辺が醜女として語られる根源なのかもしれませんね。
他にも、山の神は権現様として奉られることも多いですが、一本足の鬼とする話もあれば、山姫のように妖艶なものとする話もありますので、結構、その地その地の山に対する考え方が影響してると思います。