天狗杉 についてのコメント&レビュー投稿
昔、奈良の山奥に大層古い寺があった。寺の周りの沢山の杉の木には、たちの悪い天狗たちが住んでいて、夜な夜な回廊の燈篭を壊したり、回廊を油まみれにしていた。 ある日のこと、...…全文を見る

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投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/1/23 13:41
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この話を今の子供たちに教えたい。
投票数:40 平均点:10.00

投稿者:もんた 投稿日時 2020/2/26 11:07
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天狗が空を飛べるとは知りませんでした。
投票数:39 平均点:10.00

投稿者:Perenna 投稿日時 2021/5/14 22:59
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この昔話は、「日本の伝説13・奈良の伝説」(角川書店)にも紹介されています。
「長谷寺の仁王門を入って、一の回廊をのぼりつめたところの右側に、一本の大きな杉がそびえている。これを天狗杉という。長谷寺第十四世の能化(のうげ、管長)英岳大僧正は、伊賀の上野の生まれで、小僧から長谷寺で修行した。英岳の師の寺は貧乏だったので、毎晩回廊の釣燈籠の灯をつけてまわり、残りの油を貰って自分の部屋の行燈(あんどん)に灯をつけて勉学した。そのころ回廊の左右に大杉が茂っていて、そこにすむ天狗がいたずらをして、釣燈籠の灯を消し、油皿をひっくりかえすので、英岳は、「天狗といえどもけしからぬ、わしがこれから修行して長谷寺の能化となり、天狗のすむ杉を一本残らず伐り払うぞ」と言って発奮し、それから五十年、六十六歳にして能化となった。」と書かれています。
アニメではお坊さんの名前は「芙岳(ふがく)」となっていますが、「英岳(えいがく)」のほうが正しいようです。
投票数:39 平均点:10.00

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