六兵衛とクマンバチ についてのコメント&レビュー投稿
昔、京都の伏見に六兵衛という酒造りの名人がいました。六兵衛の作る酒は評判も良く、正直者で人柄の良い男だったので、商売も大繁盛でした。
ある日、酒蔵の前にクマンバチが巣を...…
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/12/26 15:48
ヒッチコックの鳥を思い出してしまいました。
実写版だったらさぞ怖い話になるでしょうね。
クマンバチの恩返しでしょか?
または、猿蟹合戦の蜂にも似ていますね。
投稿者:カラムーチョさん 投稿日時 2018/12/16 20:07
蜂に刺されまくった山賊たちはその後、アナフィラキシーショックで全員お亡くなりになられたんじゃないか?
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/4/1 23:01
この昔話と同様の話が「京都の民話」(未来社、二反長半編)にも収録されています。
「熊ん蜂の山賊退治」という題名です。
「むかし、京の都に、白壁土蔵を幾棟ももった、ゆうふくな旅商人がおりました。」という書き出しで、商人の名前や店のあった地名は書かれていません。
「旅商人の家の倉の中では、大ぜいの雇人がお酒をつくっておりました。」と書かれています。
旅商人という漠然とした書き方よりも「京都の伏見に六兵衛という酒造りの名人がいた」といったほうが、具体的で現実的な感じがしますね。
「京都の民話」は昭和40年(1965年)に出版されました。
1978年に出版された鎌倉書房の「六兵衛とクマンバチ」との関係が気になるところですね。
投稿者:猫 投稿日時 2021/4/4 22:12
虫でもなんでも、生き物は大切にするべきですね。この話の六兵衛さんや、むしまつり峠のありがたやの爺はとても関心しますが、虫が苦手な人にとってはたまったものではないでしょうね(笑)
私もあまり虫は得意ではないのでクマンバチに巣を作られたら六兵衛さんのようにはできないと思いますが、無駄な殺生はしたくないものです。
人間も動物も虫も皆共に生きているのですから、その命を大した理由もなく奪ってしまえば死後に地獄に落とされるというような教えは、昔ばなしではわりとよく聞きますが、その通りだと思います。