瓶に頭 についてのコメント&レビュー投稿
昔、大喰らいで働き者の長兵衛という男が、年老いた母親と二人で暮らしていました。 ある秋の日、縁あって隣村から嫁がやってきました。初めての嫁の里帰りの時に、長兵衛も嫁の実...…全文を見る

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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/7/1 11:28
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からかさと瓶(かめ)と石 (八王子 中村ヒロ)

 昔あったげだ。秋山の人が十日町から嫁もろうたと。ちょうど雨降りだったんだんが、からかささして来たと。秋山の家の衆は、からかさなんて初めて見たんだんが
 「さあおおごっだ。あっげのごうぎのがんさして、家の中へ入らんね」
というで、大さわぎして戸をはずしたりしたと。ほうしたら、嫁は、家へはいるとき、そのからかさをひょこんとしょごめたと。
 「町てや、なったらおかしなもんがあるがだい」
というて、秋山の衆はいんなたまげてしもうたと。
 十日町で祝言(しゅうげん)のあった晩、夕飯に出された砂糖(さとう)ぼたもちがうまくて、聟はどうろ食ったと。まだ食いたくておごっだんだんが、家の衆がぼたもち入れた瓶(かめ)をどこへしもうやらと見ていたら、戸棚(とだな)にしもうたと。夜さるになって、いんな寝てから、戸棚を開けて瓶出して食ったら、うまかったんだんが、瓶の中に頭つっこんで食っていたと。ほうしたら、こっだ頭出そうとしても出さんねなったと。おごとだんだんが、瓶かぶって便所の隅に隠れていたと。
ほうしたら、そこへ祝言によばれたお客が来て、便所へ入ったろも、紙がなくて、石でけつ拭(ぬぐ)うてそれをぽんとぶちゃったら、ちょうど瓶にあたって、瓶が割れたと。その下に聟が隠れていたんだんが、客はたまげて
 「おめえさんまた、どうしてそっげのどこへいるがだい」
ときいたと。聟は、
 「ぼたもちが食いたくて戸棚捜したら、瓶の中に入っていて、食ってみたらあんまるうまくてうまくて。瓶の中に頭つっこんで食っていたら、頭が出さんねなってしもうて」
というたと。ほうして、二人は、聟がぼたもち盗み食いしたことと、客が石でけつ拭うたことを決して話さないしようときめたと。
 次の朝げ、祝言の席で、そのお客が、「つるかめ」と唄をうとうたんだん
が、聟は、
 「瓶のこというと、石のこともいうぞ」
というたと。これでいちがさらーんとさけた。

新潟県の民話
http://goze.holy.jp/mukasi/ookamitaiji/26.html
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/7/1 11:35
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トメ子とバカ婿(とめことばかむこ)
嫁をもらったバカ婿が正月婿礼に行くと、出された甘酒があまりにもおいしく、もっと飲みたいが遠慮した。
夜甘酒が飲みたくて眠られず、瓶に入った甘粕を瓶ごと傾けて全部飲むと、瓶が頭に被さって取れなくなりそのまま便所に隠れた。朝親方が便所に来て、石で尻を拭い、捨てたら婿の瓶に当たり、瓶が割れてばれた。互いに恥だから誰にも言わないようにと約束したが、次の日宴会で親方が「鶴かめー」と歌ったら婿が「親方石で尻拭った」と言い、どちらも化けの皮がはがれた。

秋田の昔話・伝説・世間話 (地域・現地名:由利本荘市松ヶ崎 )
http://namahage.is.akita-u.ac.jp/monogatari/show_detail.php?serial_no=6389
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