児童文学者の楠山正雄が編纂した「日本童話宝玉集・下巻」(大正11年)によれば、この「馬のしりにかけじく」の与之助さんと、「どっこいだんご」のたつ平さんは、どうやら同一人物だったらしいです。(コマ番号245/324)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/945588/241「馬鹿婿 下・馬の節穴」という話では、前半が「馬のしりにかけじく」の話で、後半か「どっこいだんご」の話になっています。
こうした頭の足りない馬鹿婿さんの滑稽ばなしは、栃木県に限らず全国各地で、似たような話が伝えられているのではないでしょうか?