この昔話は「炉辺夜話:東北の昔ばなし」(昭和18年)という本にも、「どつこいが喰ひたい バカ婿の失敗ばなし」という題で収録されています。(コマ番号9/83)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1451358/9「脳味噌の足りない男がお嫁さんを貰つた、村の人達はその男をバカ婿と呼んだ。」という書き出しで始まっています。
また、大正14年に出版された「小学校に入る迄の子供に聞かせる話」にも、「馬鹿婿サン どつこいしよ」という題で収録されています。(コマ番号24/266)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1017008/24こうした昔話は、栃木県烏山や栗山だけに限らず、全国各地で似たような話が手を変え品を変えて伝承されているのではないでしょうか?