Re: あてのない旅

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とある里に年老いて働けなくなった馬がおりました。ある晩、家の主人が「働けなくなった馬を生かしておく理由も無いから、殺して皮でも剥ごう」と会話しているのを聞いた馬は、恐ろ...…全文を見る

Re: あてのない旅

投稿者:Perenna 投稿日時 2019/1/20 22:21
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この昔話のもとになったのは、昭和4年に出版された「童話カバン」という児童書に収録された「森の音楽隊」という話らしいです。(コマ番号31/133)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169073/31

驢馬(ろば)と犬と猫と雄鶏(おんどり)が、人間に殺されるのが嫌で逃げ出し、音楽隊を結成して旅に出かける話です。
盗賊の家を見つけて、驢馬はうなり、犬は吠え、猫はニャンニャンと鳴き、雄鶏はコケッコー、コケッコーと叫んで泥棒たちを追い払います。
泥棒たちは、悪魔が襲撃しに来たと思って恐れをなして逃げ出し、4匹の動物たちはいつまでも仲良く、その家に住んだということです。

もちろんこの話は、「ブレーメンの音楽隊」のもじりですよね?
著者の白鳥省吾氏も序文の中で、「外国の童話を日本風におもしろく書き直した」と書いています。
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