Re: 二度なりの栗

二度なりの栗 についてのコメント&レビュー投稿
むかし、ある山奥に、炭焼きの親子が小屋を作って、一年中炭を作って暮らしておりました。 ある時、この父親が病気になってしまいました。せがれは意を決して、「薬の木」があると...…全文を見る

Re: 二度なりの栗

投稿者:Perenna 投稿日時 2019/1/20 19:27
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「御前淵」で調べてみたところ、大正10年に出版された「彦部村誌」に出ていました。(コマ番号152/189)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/960775/152

「御前淵は大字彦部機織館址の東麓彦部川筋なる深淵之なり当機織館主は斯波氏の滅亡と共に亡ふるに際し館主彦部新左衛門尉の妻(地方御前と云ふ)此の淵に投じて死せり依て此の名ありと淵は常に波紋をゑがきて碧潭底を見ず岸に老松あり枝を垂れて淵面を覆ふ人をして幽怪を感ぜしむ今に至るも漁するものなく水泳するものなし里人旱魃に際しては此の松に幣を捧げて雨請を祈願す」

御前淵に生えていた「薬の木」は松の木で、女神さまは機織館主・彦部新左衛門尉の妻の地方御前という女性だったらしいですね。
彦部村は現在の岩手県紫波郡紫波町彦部です。
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情報提供ありがとうございました。淵の場所は分かりませんが、機織館山付近にマップを修正しました。(2019/1/31)
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