この昔話は「南の昔話」(昭和11年)という本に、「牛の嫁入」という題で収録されています。(コマ番号58/174)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463773/58?tocOpened=1美しい娘さんの名前は「ツル子」で、うすのろ息子の名前は「山戸」(やまと)となっています。
また、採集者は「喜納緑村」とありますが、この人物は「南の昔話」の著者です。
つる子さんの名前は原書でもそうなっています。
山戸の名前を多良に変えたのは、伊波南哲氏の判断だと思います。
いったいなぜ変える必要があったのでしょうかね?