「大仏の食いにげ」に登場する京都の大仏さんって・・・。
投稿者:マルコ 投稿日時 2012/10/6 17:50
この話に登場する京都の大仏さんというのは太閤秀吉と関係があるようです。
京都に方広寺というお寺があります。秀吉を祭った豊国神社の隣にある寺です。この寺に「京都の大仏さん」があったそうですよ。
京都の大仏さんについてのホームページより
大仏殿は2000年の発掘調査により全面82メートル、側面57メートル、高さ50メートルの大仏殿の中にうるしを塗っていたことが判明した。現在その場所は公園となっている。天正14年に豊臣秀吉により創建された。しかし、慶長元年の大地震によって破壊し同年7年に炎上し、その後、同年15年に徳川家が勧めて、秀頼公に太閤の追善供養にと19メートルの金銅大仏を復興させたのですが、この大仏も不運にも寛文2年の大地震により倒壊してしまいました。この大仏は徳川家により寛永通宝に改鋳され、特にその貨幣には寛文の文字が刻まれ、文銭・大仏銭と呼ばれました。そしてその代わりに同年4年に木造の大仏が造られましたが、またもや寛政10年に落雷火により焼失し、天保14年に尾張を中心に伊勢・美濃・越前の人々の寄進により木造半身の大仏像がまつられましたが、昭和48年に火災により消失し、現在は本堂・大黒堂・大鐘楼を残すのみとなっております。