Re: 座頭の木

座頭の木 についてのコメント&レビュー投稿
ある大川のほとりに住む渡し守の船頭が、前日の大雨で流れた木を拾おうとすると、座頭の水死体が流れてきた。船頭は畑の中に丁寧に埋葬してやると、そこから大きな木が生え、見物客...…全文を見る

Re: 座頭の木

投稿者:Perenna 投稿日時 2022/2/26 20:08
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この昔話は、「ふるさとの民話29・秋田県の民話」(偕成社)にも収録されています。
巻末の解説によると、次のように書かれています。
「この話は県内でのすぐれた語り手であった、仙北郡南外村の故堀井徳五郎氏が語った昔話で、全国でもただ一話しか採話されていないめずらしい話です。大雨や洪水、座頭坊の水死体など、おそろしい内容から話がはじまりますが、坊さまを手あつくほうむった渡し守の善行によって、美しくたのしい話に展開し、子どもの心をゆたかにはぐくんでいきます。座頭の木に子どもたちがねがいごとをするところは、語り手と聞き手とのかけあいのうちに、いろいろなものをいれて語られたものとおもわれます。」

「全国でもただ一話しか採話されていない」と強調されていますが、ひょっとしたら語り手の創作なのでは?とも思ってしまいます。
似たような話って、ほかのどこかに伝わっていないのでしょうかね?
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