Re: よいしあん谷

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岩国(周防の国)の関戸村のいやずけ谷で、一人の猟師が獲物を探していた。雨も降っていたので、鳥屋(とや、小屋のこと)の中で、じっと獲物が現れるのを待っていた。 鳥屋の中か...…全文を見る

Re: よいしあん谷

投稿者:Perenna 投稿日時 2021/9/29 23:15
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この昔話と似たような話は、「日本の伝説36・伊予の伝説」にも紹介されています。
宇和島市のあたりの話です。
「ここでは、土居の与右衛門のせんぐり食い話がおもしろい。
与右衛門は猪、鹿などを獲る猟師で、冬山の猪猟を得意とした。猪が出たとの村人からの知らせで与右衛門は山へ登ると、猪路にうずくまり火縄銃を構えて待つ。あたりは月明りで、足もとを見れば一匹の山みみずがのろのろと這っている。」
その後、山みみずを蝦蟇(がま)が食い、その蝦蟇を蛇が呑み、蛇は猪に食われます。
そこで与右衛門はハッと気づき、「これはせんぐり食いじゃ。つぎにはこのわしが何者かに食われる」とあわてて火縄銃の火を消します。
すると、どこからか妖怪らしきものの声がして、「与右衛門よ。よい思案じゃったのう。イヒヒヒ・・・」と山々にこだましたという話です。
岩国市の昔話とは、なにか関係があるのでしょうか?
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