Re: 大沼池の黒竜

大沼池の黒竜 についてのコメント&レビュー投稿
昔、信州中野鴨ヶ岳(かもがたけ)の麓に小館城(こたてじょう)という城があり、城主の高梨摂津守政盛(たかなしせっつのかみまさもり)には黒姫という美しい姫君がいた。 ある春の日の事...…全文を見る

Re: 大沼池の黒竜

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/12/1 23:09
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このアニメの昔話の出典は、角川書店の「自然の精霊・日本の民話2」ではないでしょうか?
「むかし、信州中野の鴨が岳のふもとに小舘城という城があった。その城に高梨摂津守政盛という殿さまが住んでいたころのことである。」という書き出しで始まっています。
黒竜のセリフもアニメと似通ったものが多いです。
「礼を尽くしてきた返報がこれか。よし、この上は湯の山四十八池を切って落とさん」
「許してください、姫。人間に裏切られたと知ったとき、わたしの心の中に、わたしにもどうにもならない荒れ狂うものがあったのです。しかし、姫の優しい心に触れて、わたしの心も生まれ変わることができそうです。姫よ、許してください。もうけっしてあのようなことはしません」

巻末の参考資料には「信濃の民話」(未来社、昭和33年)と書かれています。
どうやら再話者の松谷みよ子は、未来社の民話シリーズに掲載されている話を改めて書き直したらしいですね。
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