原作は『上州の民話』(小野忠孝,未来社)ですので、群馬県の話になります。また、ヒガシリは「東入」、ホタカは「武尊」と書きますので、絵馬を奉納した先も東入の武尊様のところになります。
そして、東入は利根郡東入地方のことで、会津街道の道標がある白沢村の三叉路から東方面「利根・片品村方面」を指しますので、利根郡片品村の花咲武尊神社が伝説の地かと思われます。
但し、花咲武尊神社は明治期に周辺一帯の30近くある武尊神社を合祀した総鎮守ですので、本当に絵馬があった場所は別のところだったかもしれません。もう少し調査は必要かと思われますが、とりあえず、花咲の武尊神社でポインティングしました。
http://g.co/maps/v2ave (花咲武尊神社)