Re: どろぼうたち

どろぼうたち についてのコメント&レビュー投稿
昔ある所に、どろぼう達がたくさんいた。 上の村のどろぼうと下の村のどろぼうがいて、ある時上の村のどろぼうが城を襲ってたくさんの財宝を盗むことに成功した。それを見た下の村...…全文を見る

Re: どろぼうたち

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/8/29 0:35
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この昔話のもとになったのは、インドの仏教説話「ジャータカ」に収録されている「ヴェーダッパ前世物語」(「盗賊と財宝」)ではないかと思われます。
春秋社「ジャータカ全集1」の注釈には、「この物語は、チョーサーの「赦罪状売りの話」(「カンタベリ物語」)に影響を与えたことで知られている。」と書かれています。
物語の中の詩にも「不正な手段によって、利益を求める者は殺される。」とか、「不正な手段によって、自らの利益を求めて力を注ぐようなことがあれば、完全に自らも破滅し、他の者たちの破滅の原因ともなるだろう」と書かれています。
まさに仏教的な自業自得のお話ですね・・・
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