Re: 血泥が池の善左衛門
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/4/8 22:22
「日向の民話・第二集」を読んでいます。
この昔話に出てくる「血泥が池」というのはどうやら、実在しない池のように思えます。
話者の永野伊作さんは、佐土原町広瀬平小牧(現・宮崎市佐土原町下那珂)にお住まいの方だそうです。
編者によると「すぐれた昔話の伝承者で、いずれも本格昔話で、その内容もゆたかで起伏にとんでいる」と絶賛されています。
しかし永野さんの語る昔話は、いずれも全国的によく見られる普遍的なものを改変したり付け足したものが多く、宮崎県独自の民話とは思えません。
「血泥が池の善左衛門」という名前も大阪の両替商の「鴻池善右衛門」をもじったように思えますし、「血泥が池」も京都にある「深泥が池」(みどろがいけ)がヒントになっているのではないでしょうか?
この昔話は永野さんの創作のように思えたりします。