兵庫県 (16 件)
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柳大明神

昔、兵庫の丸山川沿いに、見事な柳の木があった。村人は、畑仕事の行きと帰りにこの木にお参りをして休憩していた。村人は、この柳は村の誇りや自慢に思っていて「柳様」と呼んでい...

紋左衛門岩

昔、六甲山の西南に、鷲林寺(じゅうりんじ、じゅうれんじ)という村がありました。ある、ひどい日照りが襲った時、川下の村の農民が「川に水が流れてこないのは、川上の鷲林寺の者...

又部の弁天さん

昔、兵庫県の又部新田村(またべにったむら)に、弁天池とよばれる大きな池がありました。池のほとりには弁天様がまつってあって、池の水は田畑を潤すありがたい水でした。この村に...


鼻かけ地蔵

昔、兵庫県城崎の円山川のほとり、楽々浦(ささうら)というところに一人に貧しい漁師が住んでおりました。漁師は海に近い川あたりで漁をしておりましたが、一番魚が採れるところで...

橋のお地蔵さん

昔々、今で言う兵庫の小野辺りに一人のお婆さんが住んでおり、お婆さんの家近くの小川の向こうには粗末なお地蔵様が寂しく立っていた。お婆さんは毎日細い小川を越えてはお地蔵様に...

蛸八長者

昔、兵庫のある海辺の村に、タコなわ捕りの親子が住んでいました。ある時、息子も二十一歳になったので、金毘羅参りに行こうと、タコなわ捕りのおやじは四国へ向けて出発しました。...


節句のたんぼすき

昔は、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日、を節句といってお祝いしたものです。ある村では、この5回の節句の前には、村人総出で道の草刈りをしたり橋を修理したりして、翌日はみ...

水神さまと虹の橋

昔、ある山あいの村のはずれに、一人の風変りな婆さまが住んでいた。婆さまは、丘の上にある水神塚の横に住んでいて、毎日水神様の祠に手を合わせていた。そして口癖のように「水が...

柴右衛門だぬき

昔、淡路島の洲本の裏の三熊山(みくまやま)に、芝右衛門という狸とお増(おます)という夫婦のたぬきが住んでいた。芝右衛門だぬきが三熊山の頂上で腹鼓を打った翌日は、いつも大...


三十五日目の山参り

昔、兵庫県淡路島の辺りでは亡くなった人が遠い極楽へ向かい何日も旅をすると思われていた。貧しい百姓の長助も働きづめだった父親を亡くしたばかりで深く悲しんでいたが、長助の叔...

桜大明神

昔、兵庫の西宮はお酒作りの盛んなところだった。今津の浜には大きな酒蔵が並び、そこには、蔵元の旦那衆と囲碁の相手をする上品なおじいさんがいた。「名前は?」と、たずねると桜...

くわばらの起り

昔、兵庫県三田(さんだ)の桑原のあたりに、水が豊かで米もたくさん収穫できる村があった。この空の上には雷様たちがいて、年に一度、にぎやかな嫁取り競争を行うのだった。嫁を取...


おんまさんは力もち

むかし、但馬のある村に『おんまさん』という大変力もちの娘さんがおったそうな。おんまさんの力はもの凄く、大岩を淵に投げ込んで魚を獲ったり、石の地蔵さんを持ち上げて運んだり...

刑部姫

昔、秋の冷たい雨が吹きつける夜の姫路城で、宿直(とのい:夜間の勤務)の侍達がこの城の天守閣に住むという妖怪の噂話を始めた。そこで噂を確かめようと度胸試しに一人で天守閣に上る...

馬比べ

昔々、二人の旅人が旅をしていた。一人の名は大工と彫刻の名人、左甚五郎(ひだりじんごろう)。もう一人の男の名は絵の名人で知られる狩野 法眼(かのうほうげん)と言った。しかし...


伊右衛門だぬき

むかしむかし、淡路の木曽の原という所にオヨイと伊衛門という狸の夫婦がおりました。女房のオヨイの方は亭主思いでたいそう気立てが優しいのですが、亭主の伊衛門の方は怠けてばか...

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