ある所 (68 件)
この「ある所」カテゴリ内のお話は、場所が明確になっていない、全国的に広く分布されているため場所の特定ができない、のお話です。いくつかのお話には、場所を絞り込めるものもありますが、全国的に広まっているお話の場合はこのサイトではあえて場所を限定しないようにしています。
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おむすびころりん

昔、正直で働き者のおじいさんが、山で木を切っていた。昼になったので、おばあさんが作ったお弁当(焼きオムスビ2つ)を食べようと包みを開けたが、うっかりおむすびを転がしてし...

うさぎとかめ

昔、ある所にウサギのうさ吉がいた。ある朝、カメどんに会ったうさ吉は、ちょっとカメどんをからかってやろうと思い、「おはよう」と挨拶するカメどんにこう言った。「“おはよう...

にんじんとごぼうとだいこん

昔々、神様がこの世にいろいろな物をお作りになったばかりの頃でした。山また山のその奥に、優しい神様がおられました。キュウリにナスビにホウレンソウ、みんなこの神様がお作りに...


火男

昔、ある所に、働き者のお爺さんと強欲で怠け者のお婆さんが住んでいました。ある日、いつものようにお爺さんが山で柴を刈っていると、ほら穴から「柴よこせー、柴よこせー」と声が...

河童の雨ごい

昔、森の中に小さな村と古い沼があった。その古い沼には一匹の河童が住んでいて、村人たちに悪さばかりしていた。ある日、旅のお坊さんが河童の住む沼に訪れて、なぜ悪さをするのか...

あとかくしの雪

昔、ある所に貧しい村がありました。この村近くの山が三年程前に噴火したので、火山灰の被害により作物がとれなくなっていたのです。ある時、この村に、お腹ぺこぺこの旅人がやって...


ごんぎつね

いつもいたずらばかりしているきつねのごん。ある日、兵十という男が、うなぎをとろうとしていました。ごんは、いたずらをしようと、そのうなぎをぬすんでしまいました。しかし、そ...

海彦と山彦

昔々の大昔、海で魚などをとってくらす兄の海彦と、山で獣をとってくらす弟の山彦という兄弟がおりました。ある日、どうしたことか弟の山彦が浜辺でしょんぼりとしています。見かね...

雪むかし

むかしむかし、北国では雪がまだ本当に白い色ではなかった頃の話です。ある冬の事、北国の庄屋の家に遠い村から小さな娘っ子が奉公にやってきました。娘っ子は良く働きました。仕事...


くわず女房

メシを食わない女なら嫁にする、と言っていた男の元に飯をくわない女が嫁に来た。確かに、この嫁は顔の口からはメシを食わなかったが、男が居ない間に頭のてっぺんにある大きなお口...

梨とり兄弟

むかしむかしのことです。ある家に三人の男の子の兄弟と母親とが住んでおり、ある時お母さんは重い病にかかってしまいました。ある日のこと、お母さん「おら、山梨が食べてえなあ。...

蛙の恩返し

ある日爺さまが蛙を呑もうとしている蛇に、呑まんでくれたら自分の娘を嫁にやろうと言い、蛙を助けた。ある満月の夜一人の侍が訪れ、自分はあの時の蛇であり嫁を貰いにきたと言う。...


ちんちんこばかま

昔、美人な娘が、ある侍のところへ嫁にいきました。この嫁はとにかく不精者で、お茶碗も洗濯物もいつまでもほったらかしたり、洗濯物も干しっぱなしでした。でも、気立ても優しく両...

へび女房

男が山で女に出会う、その女は悲しそうで何か分けありのようだ。男は女を家へ連れて帰って夫婦になる。 二人の間に子供ができたのだが、女は外に小屋を作ってもらい、そこに移り住み...

地獄の人参

昔、悪たれ婆さんが死に、生きている間にあくどく貯めた金を握りしめて、地獄に落ちた。婆さんは、全てのお金をえんま大王に差し出し、極楽に行かせてもらえるように頼んだ。すると...


寿命のロウソク

むかし、ある村に仲の良い双子の兄弟がおった。二人はいつも一緒で、兄は弟を『おい』と呼び、弟は兄を『やい』と呼んでおった。ところがある時、兄の『やい』が病気になった。弟の...

七夕さま

昔、ある所に焙烙(ほうろく)売りの若者がいた。ある日のこと、若者がいつものように焙烙を売り歩いていると、湖で娘たちが水浴びをしているのに出くわした。湖畔の松の枝には、目...

ミソサザイは鳥の王様

昔まんまる山で、鳥たちが愉快に宴会をしていました。カラス、フクロウ、鷹など、いろんな鳥たちが仲良く酒を飲んでいるうちに「鳥の中で一番強いのは誰か?」という話になりました...


猫檀家

昔あるところに、滅多に人の訪れることもない貧しい山寺がありました。寺の年老いた和尚さんは、可愛がっているトラ猫と一緒に居眠りばかりして暮らしていました。そんなある日のこ...

幽霊のさかもり

昔ある所に、一軒の骨董屋がありました。今日はあいにく主人夫婦が留守で、甥の忠兵衛が留守番をしていました。ふと一人の客が入ってきて、店内のいろいろな掛け軸を手に取りはじめ...

エビの腰はなぜまがったか

昔ある村の田んぼに、大きな大きなカエルが住んでいました。他のカエルも驚くほどの大きさで、世の中で一番大きいと自負していました。ある時、伊勢参りに出発した大きなカエルが、...


かじ屋のばばあ

飛脚が仕事中、森の中で夜を迎えたので、安全のため大きな木の上で一夜を過ごす事にした。すると夜中、大量の狼がやってきて狼梯子を組み飛脚に襲い掛かろうとしたが、飛脚は持って...

こがねの斧

昔、ある山のふもとに二人の木こりの爺さんが住んでいました。年はとっていましたが働き者の爺さんと、怠け者の爺さんの二人でした。ある日、働き者の爺さんが池のそばで木を切って...

お月さん金の鎖

母親と3人の子供が住んでいた。母親は「山姥が出るから決して母さん以外の人が来ても戸を開けてはいけない」と、言い聞かせて隣村へ仕事に行った。でもそのお母さんも帰りに山姥に...


カサ売りお花

昔、ある所にお花という傘を売って歩く働き者の女の子がいました。雨の日も風の日も、両親が作った傘を売り歩いていましたが、雨の降らない日は傘は売れないのでいつも帰りが遅くな...

蛙になったぼた餅

ある村に、田植えが終わり一段落ついた嫁と婆さん(姑)がいました。夫は隣村まで田植えの手伝いに出かけ、終日留守ということで、二人は久しぶりにぼた餅を作る事にしました。昔の...

ムカデの使い

昔、秋の夜に虫たちが食材を持ち寄って、煮込み汁を食べた。ところがカマキリどんが、カブトムシどんの持ってきたキュウリを全部食べてしまい、腹痛を訴え始める。医者のモグラ先生...


死神

ある男が夜道を歩いていると、前から白い服を着た変な者がやって来た。男は不思議に思ってお前は 誰だと聞くと白い者は「死神だ」と答えた。死神は男に「俺が病人の尻の方に座るとそ...

大歳の火

昔、家の囲炉裏の火を絶やさないようにするのは、その家のおかみさんの大事な仕事だった。凍えるように寒い大晦日の晩、ある一軒の貧しい農家で、姑がまだ嫁いでから間もない若い嫁...

大年の客

むかし、村はずれの小川のほとりに、1人の婆さまが住んでいた。婆さまは、家の前の小さな田んぼを耕して暮らしており、今年は2升ばかりの米を刈り入れることができた。さて、暮れも...


にせ本尊

昔、和尚さんと一人の小僧さんが住んでるお寺がありました。このお寺の和尚さんは大変な酒好きで、法要の席等に行くと必ず顔を真っ赤にして酔っ払って帰ってくるのでした。そんな和...

うぐいす長者

昔々、北風の吹く山道を一人の男がとぼとぼと歩いておりました。男はお茶売りです。その日はどうしたものかさっぱり売れず、行ったことのない田舎の方へ足を伸ばしてみることにしま...

一軒屋の婆

昔ある村に重兵衛という男がいて、町に買い物に出かけようと朝早く家を出ました。途中の山道にさしかかると、茂みの中で狐が何やら熱心に土を掘っていました。重兵衛は、狐を驚かし...


やさしい嫁さん

昔あるところに、村人みんなが働き者の豊かな村がありました。村には、勘助という一人の若者がいて、昼は野良仕事に精を出し、夜は木彫りの仏像を作っていました。ある秋の夕暮れ、...

月見の枝

昔、ある山奥にたいそう貧しい村があって、その村には一本の大きな松の木が立っていた。村に住む独り者の吾作が、隣村で酒を飲んで帰っている途中、松の枝からぱぁっと明るい満月が...

かわやの神さま

ある家を七福神が担当することになったが、弁天だけなかなかやってこない。残る6人が割り当てが終わったところでようやく弁天が来たが、残っていたのは厠だけだった。弁天はしぶし...


山伏と子だぬき

むかし、あるところに一人の山伏が山を登っていた。一本松があるところにやってくると、松の根元でなにやら音がする。覗き込んでみると一匹の子狸がすやすやと気持ちよさそうに昼寝...

狐森

昔ある所に、狐がたくさん住む森があって、いつも森を通る人々を騙してばかりいました。この森の近くに住む、権(ごん)さんという男は、森の中では何でも狐に見えるらしく、誰かれ...

猫のしばい

ある夜、檀家さんからの帰り道、和尚さんがお稲荷さんの近くを通りかかると、鳥居の奥から何やらガヤガヤと声が聞こえてきた。不思議に思った和尚さんが鳥居の中をのぞくと、猫たち...


めいしん秘密の法

昔、武芸の道を究めるため諸国を巡り歩く橋本庄左衛門という侍がいた。この庄左衛門、ある時宿屋で“めいしん秘密の法”という不思議な術の話を聞いた。なんでも、災難に遭っ...

ゴマまんじゅう

昔あるところに、旅の坊さんが今夜の宿を探しておりました。坊さんはやがて、森を背にして建つ、粗末な家の前に来ました。そこには一人のばあ様が住んでおり、ばあ様は快く坊さんを...

おにのたまご

昔、ある村に太郎べえと次郎べえという男がいた。ある日のこと、二人は都見物を思い立ち、二人そろって京の都に向けて旅に出た。初めて見る京の街は、何を見ても珍しく、楽しく、二...


雨んぶちおばけ

むかし、ある所にとても臆病な男がいた。この男の臆病なことと言ったら、いい年をして夜中一人で小便にも行けない程であった。それで仕方がないので、夜中に用が足したくなると、い...

旧正月の大福もち

昔の正月は今の暦と違い、旧暦で祝っていた。今の暦で言うと2月中旬から下旬ごろにあたる。明日は正月だという大晦日の日。タケサク、ハナ、そして赤ん坊のゴロウはお正月を楽しみ...

ねずみの嫁

世界一の良か嫁ごを探して旅するネズミの男がいた。旅の途中、腹がへって倒れているところに、やさしいネズミの娘さんに出会った。ネズミの娘さんが「一番偉いのは太陽じゃ」と言っ...


ふしぎな枡

昔ある山里に、年取ったお爺さんとお婆さんが住んでいました。二人は貧しくとも仲良く、正直で気の優しい老夫婦でした。今日もお爺さんは、裏山にあるちっぽけな畑を耕していました...

馬をかつぐ

むかし、あるところにお人好しの親父とその息子がおった。ある日のこと、親子は三年間育てた馬を町まで売りに行くことになった。そこで、息子が馬に乗ってそれを親父がひいて行くこ...

にぎりめしと山伏

昔ある村の西のはずれに西の山と呼ばれる山があった。西の山は小鳥のすみかであった。そして西の山の近くの村の子供たちはみんな元気で、毎日あたりを駆け回っておった。ある日、子...


隠れ島の婿さま

昔ある浜辺に、少し頭の足りない佐太という若者が両親と一緒に暮らしていました。両親は、同じ年の男の子はもう立派に一人立ちしているというのに、、、と心配していました。この辺...

カレイとヒラメ

昔、海での話。どの魚も、太陽の光が温かく差し込む海の上の方に集まって泳いでいました。そのため海の上の方がいつも混雑して、よく魚同士のぶつかり合いが起こっていました。そこ...

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