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No.0454
おにのくじゅうくづか
鬼の九十九塚

放送回:0284-A  放送日:1981年04月11日(昭和56年04月11日)
演出:森川信英  文芸:沖島勲  美術:田中静恵  作画:森川信英
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あらすじ

昔、大分県由布院に塚原という里があった。この里では作物もよくとれ、人々は平和に暮らしていた。ところが、毎日夜になるとこの里に恐ろしい鬼どもが現れ、家を踏みつぶし、畑を荒らし、村人を散々苦しめていた。

この様子を空から見ていた土の神は、何とかして村人を助けようと、あることを考えた。土の神は地上に降り、鬼どもにこう言った。「おまえたちは凄い勢力を持つと聞くが、一夜のうちに、百個の塚を作れるか?もしそれができたらこの土地はお前たちにやるが、できなかったら山の岩屋へ戻り二度と出てくるな。どうだ?」

これを聞いた鬼どもは、早速塚を作り始めた。そうして、99個の塚ができた時、土の神は鶏のまねをして叫んだ。夜明けまでに百個の塚を作れなかったと思った鬼どもは、山の岩屋へ帰って行った。

この事を知った村人は、鬼から村を救ってくれた神様に深く感謝した。そうして、塚の一つ一つに祠を作り、神様を祭った。鬼の作った99の塚すべてに、神様が宿ったのだった。それからこの里では、二度と鬼に襲われることはなかったそうだ。

(投稿者: 十畳 投稿日時 2011-8-15 22:47 )


ナレーション市原悦子
出典大分県湯布院町
備考塚原に伝わる九十九塚伝説
DVD情報DVD-BOX第10集(DVD第48巻)
場所について九十九塚
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地図:九十九塚
追加情報
本の情報国際情報社BOX絵本パート2-第093巻(発刊日:1980年かも)/講談社テレビ名作えほん第094巻(発刊日:1988年2月)
講談社の300より書籍によると「大分県のお話」
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※掲載情報は 2011/8/16 4:04 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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十畳  投稿日時 2011/8/15 22:47 | 最終変更
この由布院町には小さな丘がいくつも集まっている地形があり、
そこに「鬼の九十九塚」伝説が残っているようです。
この丘は、大昔に由布岳が、伽藍岳の爆発によってできたものといわれ、
珍しい地形のため、鬼と結びつきこの話ができたと考えられているようです。
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