トップページ >  お話データベース >  中部地方 >  北陸地方 >  富山県 >  山鳩と蜂の恩がえし
No.0401
やまばととはちのおんがえし
山鳩と蜂の恩がえし

放送回:0251-A  放送日:1980年08月23日(昭和55年08月23日)
演出:やすみ哲夫  文芸:沖島勲  美術:あかばんてん  作画:岩崎治彦
富山県 ) 14914hit
あらすじ

昔、ある夏のこと、日照りが何日も続いて水がなくなってしまった。

山鳩と蜂のハチ太郎も一緒に水を探していたが、水はどこにもなかった。二匹が疲れて休んでいると、どこからともなく水のにおいがした。

そこには井戸があった。山鳩は井戸の持ち主であるお百姓に「一滴でもいいから、水を恵んでほしい」と頼んだ。

最初は「大切な水だ」と拒否していた百姓であったが、「自分はいいから、弱っているハチ太郎にだけでも水を分けてほしい」と懇願する山鳩に感心し、ハチ太郎と山鳩の両方に水を分け与えた。山鳩は大変感謝して、このご恩はいつか必ず、と言ってハチ太郎とともに去って行った。

そして、その数日後に雨が降り、田んぼや畑は潤った。ところがそのあと、害虫が大量に発生してしまい、村人たちは困ってしまった。

そこへ山鳩と蜂の大群が押し寄せて、害虫をみんな退治してしまった。害虫退治が終わると、山鳩とハチ太郎は水を分けてもらった、お百姓のところにあいさつに来た。この時にお百姓は、山鳩と蜂が恩返しに害虫退治をしてくれたのだと知ったのであった。

去っていく山鳩とハチ太郎に対して、何度も礼をいうお百姓であった。その年は大豊作であったという。

(投稿者: カケス 投稿日時 2013-10-27 19:24 )


ナレーション常田富士男
出典石崎直義(未来社刊)より
出典詳細越中の民話 第一集(日本の民話35),伊藤曙覧、石崎直義、佐伯安一,未来社,1963年09月20日,原題「山鳩と蜂の恩がえし」,採録地「下新川郡」,話者「道下ハル、久我由次郎」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このページを印刷
追加情報
このお話の評価7.8000 7.80 (投票数 5) ⇒投票する
※掲載情報は 2013/10/27 19:51 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
お話の移動 ( 27  件):   <前  1 ..  5  6  7  8  9  10  11  .. 27  次>  
コメント一覧
4件表示 (全4件)
マヌカハニー  投稿日時 2021/12/5 16:40
山鳩さんは思いやりのある鳩ですね。
(自己犠牲精神)

この話は山鳩と蜂の会話に癒やされます。

さて、私も死ぬ前に良いことをせんとな。
華煌  投稿日時 2019/12/30 19:02
人にはお手上げの害虫。
弱いものでも、適材適所、役に立てるのですね。
山鳩や蜂だからこそできた害虫退治です。
これを見て、何事も外見で判断できないと感じました。
アーリアジャスール2世  投稿日時 2019/6/14 23:05
この話の中盤で、山鳩が自分の分はいいと言いながらいざ貰った時にめっちゃ飲んでたのは流石に吹いた。
ゲスト  投稿日時 2015/1/15 22:55
ハチだけ名前があるの?
鳩カワイソス(´・ω・`)
投稿ツリー
4件表示 (全4件)
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

30 人のユーザが現在オンラインです。 (21 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)