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No.0390
かっぱとひょうたん
かっぱとひょうたん

放送回:0244-A  放送日:1980年07月05日(昭和55年07月05日)
演出:勝井千賀雄  文芸:沖島勲  美術:門屋達郎  作画:勝井千賀雄
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河童が娘を嫁にしようとするも、娘のほうが一枚上手だった

昔、ひょうたんのような山のふもとに、貧しい爺さんと娘が住んでおりました。二人はその山に田んぼを作っていましたが、近くの淵に住む河童が田の水をすっかり抜いてしまいました。

爺さんは淵から水を運んでみたが、焼け石に水で、途方に暮れていました。しょんぼりしている爺さんの前に、河童が現れ「おまえの娘を嫁にくれれば水を引いてやる」と持ちかけました。

翌日、約束通り田んぼには水が入り、枯れかけていた苗も元通り元気になりました。 爺さんは河童との約束を果たすべく、娘にわけを話して嫁に行ってもらうようお願いしました。 泣いて頼む爺さんに、快く河童の所へ嫁入りすることを決心し、大きなひょうたん持って淵にでかけました。

淵に着いた娘は、「まず先にこのひょうたんを淵の中へ運んでください」と河童にお願いしました。しかし、その大きなひょうたんの浮力はすごく、河童はどんなに頑張っても淵の中に沈める事が出来ませんでした。河童は仕方なく娘を嫁にもらう事をあきらめ、田の水を抜いたのは自分だと白状し、淵の底へ逃げ帰っていきました。

それからというもの、河童はいつも田んぼに水を引いてくれるようになり、稲も丈夫に育つようになりました。娘はそのお礼にと、河童の大好物のきゅうりを淵に流してあげたそうです。

(紅子 2011-9-2 23:07)


ナレーション市原悦子
出典松岡利夫(未来社刊)より
出典詳細周防・長門の民話 第一集(日本の民話29),松岡利夫,未来社,1960年09月14日,原題「かっぱとひょうたん」,採録地「都濃郡、佐渡郡」,話者「松村武蔵、久行繁、原田勇一」
場所について和田村の話かも(地図は適当)
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地図:和田村の話かも(地図は適当)
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※掲載情報は 2011/9/2 23:07 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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araya  投稿日時 2011/11/26 23:06
原作の『周防・長門の民話』(松岡利夫,未来社)に都濃と佐波郡の地名がありましたので、かつての佐波郡で1955年の昭和の大合併の際に都濃郡南陽町に編入された和田村の話ではないかと思われます。住所では山口県周南市垰に小字として和田の地名が残されていますので、仮として和田公民館にポインティングしました。水を汲んだという淵があるのか分かりませんが、せめて河童の伝説くらいがあればってところです(^_^)。

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