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No.0346
しょうたのはつもうで
正太の初もうで

放送回:0217-B  放送日:1979年12月29日(昭和54年12月29日)
演出:前田康成  文芸:沖島勲  美術:門屋達郎  作画:前田康成
要調査 / 広島県 ) 15040hit
あらすじ

正太とその母親は貧乏な生活を送っていた。頼みの庄屋さんも、もうお金を貸さないと言ってきた。

正月に正太は初もうでに出かけると、帰り際に神様に呼び止められ、「宝袋」をもらう。神様は、「他人に決して使わせてはいけない」と忠告した。家に帰って袋に手を入れると中から小判が1枚出てきた。正太と母親は喜んで、小判を袋に戻すと、袋が動き出し、小判が2枚になった。さらに2枚を袋に入れると、小判が4枚になった。

この話を聞きつけた庄屋さんが、「袋を貸して欲しい」と正太に申し出る。神様の忠告を信じて貸し渋ったが、庄屋さんは「自分のことを他人だというのか!?]と詰めより、半ば強引に袋を持って行った。

庄屋は、袋に自分の全財産を入れた。すると、袋はどんどん大きくなる。庄屋さんは初めは喜んでいたが、袋はさらに大きくなっていき、ついには庄屋さんの屋敷を破壊した。しばらくすると、袋の中から黄色いガスが徐々に放出され、袋は小さくなっていく。最後には、ガスを出し切って袋は消えてしまい、それとともに庄屋さんの全財産も消えて無くなった。

(投稿者: tom 投稿日時 2011-11-6 14:55 )


ナレーション常田富士男
出典クレジット不明
出典詳細安芸・備後の民話(垣内稔,未来社)かもしれない
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※掲載情報は 2011/11/6 15:38 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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マニアック  投稿日時 2011/12/3 19:59
ナレーション、常田富士男(※当時録音した、カセットテープ音源で確認)
beniko  投稿日時 2011/11/6 15:41
tomさん、あらすじ投稿ありがとうございました。紅子、見たことないお話だったのでありがたかったです。
質問で申し訳ないのですが、このあらすじを読む限り、「宝の下駄」とか「ごんぞう虫」というお話にも似ている気がしました。
tomさんも記憶と現在のアニメを照合すると、似ていると感じますか?もしよかったら感想を聞かせてください。
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